2021年05月10日(月) |
4ナンバー軽は最高だ! |
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5月になると自動車税の納付書が届く。国や自治体からのゼニはなかなか来ないが、向こうからの取り立ては決して遅れることがない。そういうわけで納付書が届いたわけである。この自動車税、昔はかなり高かったことを思い出す。
我が家のクルマが三菱FTOとスバルドミンゴだったとき、34500+39500円で合計7万4000円もぼったくられていたのである。しかも登録から12年超の車は税金が上がるといういやがらせのために、FTOの税金は4万円を超えていたのだ。旧車を愛する人たちにとっては本当にむちゃなやり方である。
ところがドミンゴをホンダアクティにして、FTOがホンダ・S660になったことで一時我が家の自動車税は劇的に下がった。軽自動車2台ということになるとものすごく安い。S660の税金は10800円、アクティは6000円だったと思う。
S660を手放して今はダイハツ・ロッキーに乗ってるがこれも排気量が1000CC以下と言うことで安い。わずか2万5000円なのである。1500CCクラスの小型車と性能的にほとんど変わらないのに税金だけ安いのである。リッターカーは本当にお得である。そしてさらに安いのが4ナンバー軽自動車のアクティである。なんと今年の納付書には4000円という金額が記されていたのである。めちゃくちゃ安いのである。安すぎるのである。
4ナンバーの軽自動車は貨物扱いということで、後部座席は窮屈だしシートも硬くて座り心地もイマイチである。しかしそもそも長時間乗車するわけでもなく、最近ではせいぜいご近所のお年寄りをホームセンターやスーパーの買い物に乗せるくらいでシートの貧弱さなど全く問題ない。そうなるとメリットである税金の安さが際立つのである。しかも任意保険も安いのだ。息子たちが運転するためにアクティは運転者の年齢制限を外しているのだが、それでもかなり安いのである。これは4ナンバーゆえの軽減措置らしい。おそらく仕事で運転する若者への配慮だろう。
簡素な内装で車両価格も安く、荷室が広いので引っ越しや大きな荷物を運ぶのにも役立ち、しかも税金も安いといいことづくめである。実用車と割り切ってしまえばこれほど便利なものはない。
そう考えれば、自動車メーカーはもっとこの4ナンバー軽を充実させてほしいのである。今のところ4ナンバー軽で乗り心地とか内装の質を高めていると思われるのはホンダのNーVANくらいしかない。オレはN−VANなら今のアクティからいずれ買い換えてもいいかなと思っている。
昔、4ナンバーの利点を活かしたスズキ・アルトは50万円を斬る車両本体価格で大ヒットした。今、自動車メーカーは利幅の薄いそうした車種には見向きもしないのである。買う方がもっと賢くならないとダメである。
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