今年はほとんどの大学が入学式を行うことになっている。去年できなかった分まで実施される大学もある。この入学式というのは大学生にとってきわめて重要なイベントである。それはどういうことかというと、たまたま入学式で隣の席だったとかいう理由で時に生涯の友や伴侶に出会うからである。
入学式にやってくる男女のほとんどはまだ大学内に友達がいない。多くの大学は語学の授業を実施する関係などで暫定的なクラスを編成しているが、基本的に総合大学では授業はばらばらになる。だからこそ入学式での出会いはとても大切なのだ。
入学式の時にたまたま隣の席に座ったということからカップルになった男女は日本中に無数にいるだろう。まだ友達のいない男女がそこで最初の邂逅を果たすのである。なんと運命的なことだろうか。「何か予定ある?」「じゃあごはんでも行こうか?」事前に大学近辺のお店を偵察しておくことは欠かせないのである。そういう周到な準備が恋愛勝者への道なのだ。そういうことをできない男女がいつまでも独身のままになってしまうのである。
田舎から出てきた女子学生は「彼氏いない」「彼氏は地元に置いてきた」のいずれかである。前者なら最初の男友達の位置をとりあえずゲットしてから徐々に接近していけばいいのである。後者なら時間をかけて彼氏よりも自分を選ぶように仕向ければいいのである。いずれにしてもチャンスは目の前に転がってると思えばいい。
上記のパターンは自分の体験をもとにして「男性が誘う」というつもりで書いたが、もちろん女性から声を掛けるといういわゆる「逆ナン」でもOKだと思うし、田舎から出てきた純朴な男子学生が、都会のオシャレな女性に「ごはん行きましょ」と誘われればそれだけでもう恋に落ちる要素は満点なのである。女性から見れば、「田舎の金持ちの子弟をゲットする」というチャンスなのである。さりげなく着ているスーツや持ち物から相手の金満度を見抜けばいいのである。田舎から都会の偏差値の高い大学に進学してくる若者というのはその土地の由緒ある家柄であることが多く、実家もハイレベルな金持ちで交際相手としては申し分ないのである。
その大切なイベントである入学式がなかった昨年の大学入学者はどれほど多くの大切なものを失ったことかと思うのだ。幸いなことに今年は入学式は工夫されて実施される。新入生のみなさんはしっかりと人生の勝負をかけてもらいたいのである。
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