2021年03月02日(火) |
天王寺激安駐車場 |
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大阪で繁華街と言えばキタとミナミ、つまり梅田周辺と難波周辺であり、全国的に知名度が高いのもその二か所である。天王寺という場所は全国的な知名度は低い。しかし、大阪南部の人々にとってはそこはとても重要な場所であり、あべのハルカスという超高層ビルもあるのだ。埼玉県民にとっての池袋のような位置づけかもしれない。
オレは仕事帰りによく天王寺に立ち寄る。クルマはいつもキューズモールに置く。キューズモールは1時間なら無料駐車できるからである。タダでとりあえず1時間置けるというのはかなり大きなメリットである。キューズモールに入ってるユニクロやGU、イトーヨーカドーで買い物すればさらに駐車時間は拡大するのである。
しかし、天王寺でクルマを置くには裏技がある。休日であっても4時間1200円で停める方法が存在するのである。周辺の駐車場の相場が1時間500円程度であることを考えるとこれはかなり安いことになる。それはアポロシネマで映画を観るという方法である。アポロビルの地下駐車場の駐車料金は1時間当たり500円、しかし映画を観ると4時間無料というサービスがついてるのだ。チケットだけ買って別に映画を観なくてもいいのである。もちろん観てもいいのだが、その場合は2時間は映画館内に拘束されることとなる。最初から映画を観ないでチケットだけ買って駐車サービスを受けるという裏技が存在するのである。
この映画を観れば駐車場が割引になるというサービスは他でもあるが、なんばパークスの場合は3時間であるとか、梅田・シネリーブルの場合は1時間だけ無料というように時間が中途半端なのである。しかしアポロシネマはなんと4時間ものサービスが付属するのだ。2時間映画に使っても、残り2時間でゆっくりメシを食ったりゲーセンで遊んだりできるのである。
あべので近鉄百貨店の駐車サービスを利用するには買い物を3000円以上しないといけない。以前にオレは2000円で商品券を買い、次にその商品券で図書券を買うという形で何度も駐車サービスを利用するせこい方法を記事にしたことがある。いずれにしてもサービスを利用するのに必要な金額は通常の駐車料金よりはかなり高い。しかし、アポロシネマに限っては通常の駐車料金よりもはるかに安い金額でサービスを享受可能なのだ。これはもう利用するしかないのである。
たまにキューズモールで長時間とめてかなり高額の駐車料金を払ってる方を見かける。いつもオレがタダで停めてるキューズモールの駐車場で、千円札を入れて料金を支払ってる方を見るとなんか気の毒に思ってしまうのである。
この記事でオレがこの卑怯な駐車場利用方法を書いたところで、多くの読者は大阪以外の所に住んでるのであまり関係ないし、そもそも天王寺のようなローカルな場所にはみんな用はないのである。東京や九州の方には何の意味もない記事である。
しかし、泉州や南河内に住んでいる方にはこの情報はとても有用なのである。ぜひ役立ててもらいたいし、いつも空いてるアポロシネマの営業を少し助けてやってほしいのである。
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