2021年01月07日(木) |
死んだのはオレだったかもしれない |
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1月6日の午前0時40分頃というから真夜中である。西名阪道路の上り線で78歳が運転するクラウンが逆走して軽自動車と正面衝突し、軽自動車を運転してた35歳男性が死亡した。オレはよく西名阪道路を使うし、深夜に走ることもある。一年前までは軽自動車を通勤に使っていた。もしもその時間に通りかかったのがオレだったとしたら、その逆走車の老人によって殺されていたかも知れないのだ。
そもそもどうしてその78歳はそんな深夜に車を走らせる理由があったのだろうか。斑鳩町に住むということだから、おそらくは誤進入した法隆寺インターの近くに家があったのだろう。家に帰ろうとしていて間違って出口から高速道路に入ってしまうようなボンクラにそもそも免許を与えていいのか。その老人のせいで、若い前途ある男性が亡くなったのである。これほどの罪があるのにどうして名前も顔も出ないのか。何の落ち度もなくいきなり人生を奪われた男性の無念さを思えば、この老人の罪の重さはあまりにも大きい。この老人にはきちんと顔出ししてもらって自身が犯した罪の重さを受け止め、刑務所で罰を受けてもらいたいのである。あの上級国民、飯塚幸三の行為と同様に刑務所で償うべき重さの罪である。
もしもこの老人が認知症だったとしても、だから罰を受けなくていいということにはならない。認知症であればなおのこと、世間に「認知症でも刑務所に入れられて人生の最期を迎える」という悲惨さをわからせるべきである。そうして免許の返納や、自動車から別の乗り物への乗り換えを勧めるべきである。
田舎は交通機関が不便だからクルマがないとどうしようもないという。だったらどうしてクラウンに乗る必要があるのか。もしもクルマが軽自動車なら車重が軽くなった分その運動エネルギーも小さく、もしかしたらぶつかった相手の男性は死なずに済んだかも知れないのである。それに斑鳩町はそれほど田舎ではないのである。オレはそのあたりはよく知ってるぜ。
いずれオレも高齢者になって・・・というかすでにオレは周りからジジイ呼ばわりされている。運転能力は若いころとあまり変わらないと思ってるが、スポーツカーはやめて今はさまざまな安全機能の付いたサポカーを運転している。何よりも慎重に運転している。回りには信号無視を平気でする無法者たちがたくさんいるが、そういう連中のことを常に苦々しく思ってるのがオレである。
逆走を防ぐ、というか認知症の方の運転を防ぐ方法が一つある。それはエンジン始動時にいくつかの質問をされて、答えられないと始動しないような仕組を搭載すればいいということである。今日の日付とか、今の総理大臣の名前とか、そういったやさしい質問が10個くらいランダムに出るようにして、答えられないとエンジンが始動しないようにすればいいのである。認知症検査を始業前点検のように行えるようにするのだ。
もっとも認知症の老人にまで車を売りたいという自動車メーカーは、アルコール検知機の搭載といったことにも否定的だった。事故を減らしたいという意欲に欠けるクソメーカーはつぶしてくれよと思うのである。
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