2020年11月16日(月) |
NHKよ誇りを捨てるな! |
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NHKは日本で唯一無二の電通に支配されていないTV局である。民放というのはすべて電通の支配下にあるので、広告主がクレームを出すようなものを番組で取り扱うことはできない。だから悪徳企業であっても莫大な広告料を払っていれば叩かれることはないのである。数々の健康被害を引き起こしてるはずの衣料用洗剤もシャンプーも化粧品も、電通にとって広告料を払ってくれるお得意様なので決して叩かれることはない。オレの髪が薄くなったことはサンスタートニックシャンプーのせいだと思ってるが、それを検証するような番組は決して作れないのである。
「暮らしの手帖」という雑誌が広告を載せなかったのは、広告主に忖度して事実ではないことを書かないといけないということを恐れたからだという。政府に忖度するようになった結果、日本のマスコミは完全に死んだ。官邸の巨悪に対して何も言えなくなったのが今の日本のマスコミである。本来の報道の使命は完全に失われているのだ。我々は香港や中国、ロシアを「報道の自由がない」と思っているが、日本もとっくにその状態に入ってるのである。ところが国民の多くはそのことへの危機感も持たず、自民党や維新の会という言論弾圧やりまくりのクソ政党を支持してるのだ。
ところが広告業界に支配されない唯一の「自由に番組を作れる」はずのNHKは、なぜか官邸に忖度した番組制作をするようになった。番組内容に関して菅義偉から文句をつけられるようになってびびってるという。NHKの会長はいつからキンタマのついてない卑怯者に成り下がってしまったのだろうか。
「報道の自由を侵害するな!」と堂々と開き直って、文句があるなら正々堂々とやろうじゃないかと公言すればよかったのだ。どうしてそんなに弱気なのか。NHKが本気で戦えばいつでも内閣を吹っ飛ばせるのである。NHKが本気でアベスガ一派がクソ政権であり、メンバー全員がクズであることを全国の視聴者に届ければ、こんな連中は全員選挙で落選して吹っ飛ばせるのである。そのために受信料を取ってるのじゃないか。あらゆるものから独立して報道の自由を果たすための受信料じゃないのか。あんたたちはどうして官邸の犬に成り下がったのか。
そうして政権のポチとなって翼賛報道を続けるのなら国民から受信料を取る意味はない。いますぐに全国民は受信料の支払いを拒否すべきである。ゼニを取る以上それだけの働きをしないといけない。翼賛報道しかしないのならば、もう改名して「日本翼賛放送局」という名前にして、すべて税金で運営されればいい。国営のプロパガンダ放送局で、北朝鮮のTVみたいなものである。
もしもN国の党首だったの立花がもう少しまともな人間ならば、オレがここで書いてるようなNHKの矜持のなさを叩いただろう。残念ながら立花はそんな正義を語れるような人間ではない。
オレのこの記事はNHKに届いてるだろうか。NHKの会長は官邸の言いなりになってる現状をどう受け止めてるのだろうか。日本のマスコミの中で唯一正義を貫けるだけの資金があるNHKが今のように官邸のパシリになってしまった時、日本という国はもう終了するしかないのだ。
かつての自民党議員には誇りがあった。もしも悪事がばれたら潔く身を引いた。今の自民党には無知と無恥しかない。どんな悪事がばれても平気である。説明もしないでそのまま居座り、指摘されたら机を叩いて恫喝し、官房長官の決め台詞は「何も問題ありません」である。税金をどんどん上げられ、ここまで足蹴にされてるのにそれでも半数の国民は投票にさえ行かずに政権を支持している。日本は本当にダメな国である。
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