2020年11月13日(金) |
知事になってもゼニは欲し |
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小池百合子都知事は自分の給与を半額にして「日本一給与の安い知事」を自慢し、都議の給与も二割削減させていた。このようなパフォーマンスをしていながらなんと退職金約3500万円は満額支給されていたのである。たった4年で3500万円も退職金がもらえるのである。知事はなんとおいしい職業だろうか。オレも都知事になりたいのである。
一方給料を2割減らされた都議には退職金はないので減らされ損である。小池の人気取りのための犠牲にされた都議はまさに憤懣やるかたなしという気分である。
一方大阪府知事は退職金を廃止にした。しかし、その廃止分は実は給与に上乗せして支給されていたわけで総額では増えているというマジックがあったのである。とにかく政治家というのは実にもうかるビジネスなのだ。領収書いらずの何に使ってもいいゼニがたくさんあり、企業や団体からの献金も多い。利権が集中する首長にはさまざまな人たちが近づいてくる。パーティを開いたら一気にゼニが集まるのである。本当においしい商売だ。さらに在版テレビ局は維新の会とズブズブの関係なので、松井市長も吉村知事もよくテレビに出るのだが、いったいどれほどのギャラをもらってるのだろうか。オレの方がよほど市民にためになる提言ができると思うのだが、オレのようなただのオッサンに声はかからないのである。嘘ばかり語る詐欺野郎はどんどん出演させているわけで本当に腹が立つのである。
全国で公務員のボーナスを減らしたり昇給をストップする動きがある。民間の景気が悪くなってるのでそれに合わせるということだが、オレはただ「アホか」と思うだけである。景気に左右されないような仕事に就きたいと思って公務員になってるのに、コロナだからと下げられたら何のために公務員になったのかわからない。縁故やコネではなく、きちっと採用試験に合格してなれる公務員というのは貧しい庶民が誰でも目指すことのできる「安定身分」である。その給料をコロナだからと下げるなんて詐欺じゃないかとオレは思うのである。減らしてもいいのは国会議員の報酬と、知事や市長の報酬だけだ。大阪市役所にろくに出勤せず、出勤しても公用車を喫煙室にしているだけの屑野郎、いや松井市長の給料などは半額くらいにすればいいのである。
コロナ不況はこれから本格的にやってくる。マスクの転売とかで儲けたやつ、強盗キャンペーンに便乗したスガトモの面々、大阪マスクとかいう謎の商品で儲けてる維新の会身内の連中などもいるが、多くは収入を減らして苦しんでいる。わずかな収入で生活を支えていたバイトがなくなって生活保護を受けるようになった人もいるし、自殺者も増えている。その中にはコロナ禍のために生活苦から死を選んだ人もいるはずだ。
何千万ものゼニを税金からもらってる人もいれば、さまざまな制度を利用することができずに絶望的な気分になってる人もいる。こんな時に政治はどこに向かうべきなのか。認知症の老人に任せていてもいいのかとオレは嘆きたくなるのだ。
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