2020年11月01日(日) |
祝! 大阪市存続 |
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大阪市廃止を問う住民投票が行われ、僅差で反対派が勝利した。「都構想」ということばに騙され、大阪市のゼニと権限を大阪府に売り渡すという維新の会の野望が潰え去ったのである。今回の戦いは一部ではひそかに「大阪イソ陣」と呼ばれていた。
この住民投票という大きな茶番に使われた100億円以上の無駄なゼニはきちんと日本維新の会から市民に返還してもらいたい。行革行革を叫び公務員の給料や教員の給料を減らしながら、一番の無駄遣いをしてるのはお前たちである。
大阪市内の道路はひどい。ほとんど白線が消えている。クルマを運転していて本当に危ない。これも維新の道路行政の弊害である。市民の安全のためにゼニを使ってほしいのである。
大阪では各区ごとに市民プールがある。何のためにそれを整理して廃止したかったのか。その跡地を不動産業者に売り飛ばしてタワーマンションを建てさせようとしていたとオレは憶測している。どうせウラで糸を引いてるのは竹中平蔵だろう。
大阪市役所の窓口業務はほとんどパソナの派遣に置き換えられてしまった。本来なら公務員として安定した職に就けるはずの人が、派遣労働者として働いているのである。維新の主張する「民営化」「経費削減」の中味はこんなものばかりである。教員や公務員の給料は削るのに仕事は増える。ばかばかしくてやってられないのである。
竹中平蔵は「労働者を自由に解雇できないから正社員なんか雇えない」とほざいている。従業員を便利な道具程度にしか思っていないのである。こういう「新自由主義」を推し進めようとしているのが維新の会であり、菅義偉であり、トランプ大統領である。
日本はどうして貧しくなったのか。それは失われた30年の間ずっと賃金が上がらなかったからである。世界の国々にどんどん抜かれていったのである。上がらなかった分はすべて企業の内部留保と、株主への配当、そして法人税減税の財源になった。消費税はどんどん上がったが、法人税や相続税、所得税は減り続けた。金持ちの払う税金が減った分はそっくり消費税で補填されたようなものである。
維新の会の背後には竹中平蔵がいて、菅義偉がいる。こいつらが国民生活を豊かにすることなど考えているわけがない。自分の利益のためならどれだけ他人を不幸にしてもいいと考えている小悪党なのである。そんな志の低い連中が日本の政治を牛耳ってるのだ。国民にとってこれほど不幸なことがあるだろうか。
住民投票の勝利は第一歩だ。政治を市民の手に取り戻す。政治に正義を取り戻すために、未来を担う若者のためによりよい日本を築くことが本来の政治家の使命である。土地ころがしの利権で儲けることしか考えてないクズはいますぐ国政の場から退場してくれ。
巨大権力に立ち向かう市民の徒手空拳の戦いはいまやっとはじまったばかりである。
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