2020年10月12日(月) |
マイナビで区長に応募しよう! |
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大阪市には24の行政区がある。11月1日に行われる住民投票ではその行政区が廃止されて4つの特別区に再編されるわけだが、いきなりそうなるわけではないし、そもそも住民投票で反対派が多かったら大阪市が存続して24の行政区も残るのである。その行政区の区長は実は橋下徹が市長の時に公募制を取り入れており、今もその公募が続いてるのだがなんと転職・求人サイトのマイナビに出ていたということにオレは驚いている。
区長にはどんな能力が必要なのだろうか。公務員として役所に勤務したことがなく行政経験のないオレのようなおっさんにも務まるのだろうか?
大阪では府立高校の校長が公募されたこともあった。いろんな方がその結果として民間から校長になり、うまくいったところもあれば現場が大混乱したところもあって成功か失敗かは判断できないのだが、大阪市の区長までこのように公募されていたとはオレは今回初めて知ったのである。
しかもその条件がいい。なんと給与が「月給83万5000円以上」「年収(税込)1400万円程度」なのである。なんと好待遇なのだろうか。オレも区長になりたいのである。マイナビのその求人広告を見ていないのでくわしい条件というのがわからないのだが、たとえば22歳の大学新卒者とか、25歳のキャバクラ嬢とか、36歳の元暴力団員とか、55歳の落選した元国会議員とか、さまざまな方が応募してきそうな気がするのである。どれくらいの競争率で、どんな選考方法なのだろうか。学力試験や小論文ならオレは十分戦えそうな気がするのだ。もっとも面接で危険思想の持ち主であることが見破られてアウトだという気もするのだが。
今、大阪市で公務員として働いてる30代、40代の人がこれに応募して区長に選ばれて、今まで自分の上司だった人を追い越していきなり上に立てるというのもなんか面白そうなのである。
普通はこのような行政区の区長は、市長が一般職員の中から任命するらしい。堺市や新潟市などでも公募されていた例はあるが、両市は外部のサービスを用いての募集は行っていない。となるとマイナビのようなメジャーな転職・求人サイトを使ってるのは大阪市くらいである。
オレは組織の長という立場にあまり興味がない。自分が組織のトップになってしまうとさまざまな責任が伴うことになる。オレは国会議員になって国会で自民党のクソどもに向かって堂々と質問や抗議できることにはあこがれるが、自分が内閣総理大臣となってストレスにさらされるのはいやだ。菅義偉のようにすべてを「法律に基づいた行為である」「理由は説明できない」「何も問題はない」の3つのフレーズで済ませる無能な総理なら仕事は楽なのだが、さすがに菅義偉と違ってまともな人間であるオレはそういうわけにはいかないのである。
オレが今の職場を定年退職して第二の人生に歩みだそうとするときに、まだこのような区長公募というのが行われているのなら応募してみてもいいかも知れない。しかし、世の中にはオレのような変なオッサンよりもはるかに区長にふさわしい高潔な人格の持ち主がいそうな気がするのである。そういう方々にがんばってもらえればいいのである。オレは余生はのんびりと旅行や執筆、そしてゲームでもしながら過ごしたいのである。「あつまれ、どうぶつの森」も全くプレイしてないのである。時間がもったいないので多くの人気ゲームをオレはあきらめた。老後にのんびりやりたいと思っているのである。
ただ、オレが老後にのんびりやれるほど世の中は平和じゃない。安倍晋三や菅義偉のような愚民化政策を推し進めて国民を搾取の対象としか見ていないクソ総理が連続している今の日本は、オレがまだ生きてる間に滅びるかも知れない。そう思うと「のんびり余生」どころではないかも知れないのだ。今の若者のためにまだ戦わないといけないかも知れないのである。オレは区長公募に応じるべきかどうかを悩んでしまうのであった。
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