2020年10月05日(月) |
山口組と河井夫妻 |
携帯用URL
| |
|
阪神間でのハロウィンの恒例行事の一つが、山口組総本部で子どもたちにお菓子を配ることである。近所の子供たちが招き入れられてお菓子をもらうのである。山口組では今年もその行事を予定していたと思われるが、なんと兵庫県議会がそれを禁止する条例案を可決したのである。お菓子を当てにしていた子どもたちにとっては大きなショックかも知れない。
暴力団と子どもが関わるということが公序良俗上よくないということはオレのようなふだんから暴言ばかり言ってるオッサンでもわかる。この行事には被害者がいない。ただ、そのハロウィンのお菓子を購入する資金というのは反社会的な活動によって得られたものかも知れない。暴力団がきちんと会計報告して申告してるという話は聞いたことがないし、もしもその申告を税務署が受け付けるのならば反社会的な活動にお墨付きを与えたことになってしまう。一人一人の組員がどのように税金を払ってるのか、あるいは払っていないのかということも一般市民としては気になることである。
しかし、多数の人に何かを配るという行為でオレが連想するのは、河井夫妻が広島県で多数の議員や首長にゼニを配ったことである。子どもたちにお菓子を配ることはもしかしたらその子どもたちを将来組員にスカウトするための先行投資かも知れないが、河井夫妻がお金を広島県で配るのも将来の地方議員を応援するという純粋な目的というよりも、参議院選挙で河井案里に投票してもらいたいという直接的な動機であると常識で考えればわかる。ただ、投票というのは投票する本人にしかわからないわけで、裏切って別の候補に入れるのもOKだと思うのだ。オレのようなひねくれた人間は買収のゼニを受け取っておきながら「ゼニ配るなんて最低だな」と別の候補に投票したうえで「あいつ、ゼニ配ってましたよ」と通報するだろう。
兵庫県議会と言えばあの有名人、号泣議員の野々村君は今はどうしてるのだろうか。議員を辞職したあといったいどんな仕事をしてるのか、仕事もせずに暮らしてるのかがとても気になるのである。芸能界入りするかと期待していたのに少し残念である。
そういえばイエスが5000人の群衆にパンを与えたように、50人の記者と一緒にパンケーキを食べた菅義偉は、その懇談会の費用を割り勘にしたのだろうか。そのあたりが少しオレは気になるのである。
懇談会の内容は公開されていないわけだが、そうして密室で談合して記者をコントールすることでマスコミを自分の広報機関として使おうとしていることに対して、オレはとても不愉快になるのである。今回東京新聞と朝日新聞の記者だけがハブられたみたいだが、赤旗なんかは最初から呼ばれてないわけである。その密室で「オフレコだよ」と語られた内容がとても気になるわけだが、誰かこっそりICレコーダーでも持ち込んでその中身を暴露してくれないかななどと勝手に思うのである。
←1位を目指しています。
前の日記 後の日記