2020年09月11日(金) |
大麻の習慣性について |
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伊勢谷友介が大麻の所持で逮捕された。彼は多くの映画やドラマに出演していたわけでそれによって彼が支払わないといけない違約金や、失った仕事のことを考えるとどう考えても割に合わない。それなのにどうして大麻をやめられなかったのだろうか。それは「習慣性があってやめられないから」である。
「きっこのブログ」(現在は有料メルマガ)で有名なきっこさんは以前「大麻の害は少ない」ということを主張しておられて、解禁すべきであることを語っておられたかと思う。大麻はたばこよりも健康被害も少ないということを主張されていたかも知れないが、そのあたりはもしかしたらオレの記憶違いかも知れないことを先に断っておく。大麻解禁を求める多くの人が主張する「それほど習慣性はない」「健康被害は少ない」ということが果たして本当だろうかと思うのである。百歩譲って健康被害がタバコよりも少ないとしても、大麻を使用しながら車の運転とかができるわけではないだろう。ある意味飲酒運転以上に危険な行為であるはずだ。もっとも大麻を一度も使用したことのないオレが無責任に語れる問題ではないのかも知れないが。
「合理的に考えて不利益があるのにやめられない」というのが麻薬や覚せい剤の特徴である。それはつまり習慣性や依存性が高いからだ。理性ではわかっていてもどうにもならないのである。だからこそ法律で規制しないといけないし、罰則が存在して社会的に失うものが大きいから普通の人は手を出さないのである。
海外では大麻を合法化する動きがある。カナダでは大麻の合法化によって税収がアップしている。もちろん喫煙人口が減少することでたばこ税が減ってしまう中、大麻を合法化してJTに販売させることで新たな財源にしようと考える財務官僚がいるかも知れない。北海道では大麻が自生している場所があるらしい。また「医療用の大麻は認めるべきである」という主張もよく見かける。そうしたすべての主張の背後にあるものはなんだろうか。それは為政者側の都合なのだ。
若者をゲーム依存症にして政権批判する気を無くさせようという意図が今の政権にあるのかどうかはわからない。しかし多くの若者は投票に行くよりも「あつ森」で遊ぶ方を選ぶだろうし、政治に無関心な国民が増えることで自民党政権は安泰になりますますやりたい放題になる。
オレは自民党政権をぶっつぶしたいと思っている。日本に正義を取り戻したい。悪いことをしたら罰を受けるというまっとうな国にしたい。いじめを隠蔽する教育委員会や学校はくたばれと思うし、利権構造にどっぷりつかった政治家や官僚はみんなクビにして全財産を没収してやれと思う。無産階級の一人一人の国民が幸福に暮らせるような国にしていきたいのだ。ちゃんと働いていれば必ず余裕のある暮らしができて何人でも子育てができる国にしたいのだ。たとえ理由があって働いてなくて遊んでいても野垂れ死にしない程度の生活は保障される国であってほしいのだ。
いまの為政者どもはいつか大麻を若者を洗脳する道具に使うだろう。いつか「大麻解禁」で若者の支持を得ようとするだろう。そんなものに騙されてはダメだ。だからもっと政治に関心を持ってもらいたいのである。そしてこれまで強く政府を批判してきた伊勢谷友介の逮捕を本当に残念に思うのである。「埼玉県民には草でも食わせておけ」の草の意味は全く違ったのである。
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