2020年09月03日(木) |
もしも菅が名宰相ならば・・・ |
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安倍晋三の腐敗政治の継承を主張して次期首相の座を射止めることが確実な菅義偉だが、どうせ凡庸なクソ野郎なので何も期待はしていない。この程度の人間に良い政治を期待することなど、ろくに勉強もしない偏差値35くらいの生徒が東京大学に合格することを期待するようなもので「ありえない!」である。
ここからオレは仮定の話をする。これまで自民党は大きなスキャンダルがあると別の派閥から総裁を出して、前政権のことはそのままうやむやにするという形で乗り切ってきた。前政権のスキャンダルを徹底的に叩こうとしたのは三木武夫だけである。もしも三木武夫が総理ではなかったら、ロッキード事件で田中角栄は逮捕されず、逮捕状は山口敬之の時のように刑事局長に握りつぶされていたかも知れないのである。
三木武夫は自民党に所属した政治家の中では数少ない政治の理想を追求し、志の高い人であったとオレは思っている。もしもここで菅義偉が安倍晋三を裏切って、さまざまな証拠や文書を出して彼を刑務所の中にぶち込めたなら、腹黒だけど名宰相の器だったと評価したいのである。もっともそんなことは絶対に起きないし、菅は安倍晋三の政治腐敗の継承者であることを宣言しているのでありえないのだが。
国家国民の幸福と、自分の利益や党の利益を考えた場合、菅はどちらを優先するだろうか。この二択を迫った時、おそらく前者を答えるのはれいわ新選組の山本太郎と共産党の志位和夫くらいしかいないだろうとオレは思うのである。日本の政治家が小物にしかなれないもっとも大きな理由はそこにある。大義のために組織を捨てることや自分自身を捨てることができないのである。安倍晋三なんか本当に何も賭けてないのである。あそこまで保身しか考えずに毎日のように嘘をつきまくっていたクソ野郎が「全身全霊」と語るのを聴くと、「おまえは全身全霊でうそをついていたのか」と余計に腹が立つのである。
「もしも菅が名宰相ならば」という仮定は、それこそ「トンボが飛行機ならば」レベルでありえないことである。だから「絶対にないこと」のたとえとして使えるのである。野球でいえば昔流行した「タブラン」(田淵幸一のランニングホームラン)みたいなものである。
拉致問題、中国の人権問題、北方領土問題の3大命題に対しては「何もしない」という安倍晋三の路線を継承し、「政治腐敗」「税金や政治の私物化」という点ではますます積極的に行い、ベネッセと組んだ教育行政の私物化や旅行業界・電通と組んだ強盗キャンペーンによる旅行業界からの政治献金はちゃっかり受け入れるというふうにこれからの政治を進めて行くのだろう。
別にオレは何も恐れてない。いずれ日本は消滅する。日本の少子化対策は何一つとして成功しなかったし、それは高齢者ばかりの自民党議員たちにとってはどうでもいいことだったからである。彼らには子孫のためとか、未来の日本のためという視点は全くない。あと十数年の自分の寿命のあるうちだけ楽しく暮らせたら程度にしか思ってない。日本という国には全く未来の展望がなく、いずれ中国の一部となってしまうということへの危惧など全くないし、二階俊博のような中国共産党の工作員としか思えないような危険な人間まで自民党幹部にいるのである。売国、亡国政党であることは誰が見ても明らかである。
菅は凡庸なただの悪人である。その昔、オレは菅直人がダメな宰相の典型であると思ったのだが、発音が変わって「カン」が「スガ」になっても同じである。アカンものはやっぱりアカンし、スカはやっぱりスカなのである。
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