江草 乗の言いたい放題
コラムニスト江草乗の日記風エッセイ クリック募金にご協力お願いします。

日記目次(検索可能)前日翌日 エンピツ投票ランキング  江草乗の写真日記  ブログ  お勧めLINKS  

ご愛読ありがとうございます。「江草乗の言いたい放題」は読者100万人を目指す社会派コラムです。一人でも多くの方が読んでくださることで、執筆意欲は倍増します。ぜひ、お友達に勧めて読者数UPにご協力ください。掲示板へのご意見の書き込みもお願いします。

2020年08月30日(日) 安倍政権の決算        ブログランキング投票ボタンです。いつも投票ありがとうございます。m(_ _)m 携帯用URL by Google Fan



 安倍晋三が辞意表明した。戦後最長政権という日数をとにかく達成したかったという点では、連続試合出場という記録達成のためにだらだらと出続けるベテラン選手みたいなものであり、そこに「国民のため」などという視点はまるで存在しない。本当に迷惑な男だったとつくづく思うのである。ちゃんと療養して、そのあとは刑務所に入ってちゃんとおまえの嘘のせいで赤木さんを自殺に追い込んだことの罪を償ってもらいたいのである。

安倍晋三になんらかの功績があったのかというと何もない。民主党政権時代に極端な円高になっていて輸出産業がダメージを受けていた状況を改善したことは、民主党の金融政策が「円高・株安」という方向性を持っていたからであり、それが目的ならば民主党の金融政策は成功していたのである。当時の円は世界最強の通貨だったのだ。その強さを上手に活かして世界の富を買い占めればよかったのである。もちろん民主党は馬鹿ばかりなのでそういう視点を彼らは持っていない。

 そこに安倍晋三は黒田東彦というたまたまそれまでと真逆の方針を持った日銀総裁を据えた。「無制限の金融緩和」という方針を打ち出せば、「円安・株高」になって当然である。そんなことはマクロ経済学の知識があれば誰にでもわかる。その「アベノミクス」が失敗に終わったのは、金融緩和によって発生した株高による利益を国民に還元するのではなく、大企業や竹中平蔵のような政商が独占したからである。「アベノミクス」が国民を豊かにするためではなく、アベトモを豊かにするためのものだったので失敗に終わったのである。せっかくのチャンスを、馬鹿どもが間違った経済政策を実行することでぶち壊したのである。

 では、安倍晋三にはどんな功績があったのだろうか。

「公文書を自由に改竄できるようになった」
「北方領土をロシアに献上した」
「辺野古の海を埋めててて大規模な自然破壊を行った」
「政権政党がマスコミを思い通りに操れるようになった」
「非正規雇用を増やして若者の将来への不安を増大させた」
「若者を上手に洗脳して自民党支持層(馬鹿)を増やした」
「加計学園のようなお友達への補助金をどんどん増やした」
「教育関連予算を削減して基礎研究への意欲を失わせた」
「尖閣諸島周辺に侵入する中国漁船に対してちゃんと抗議しなかった」


 オレがもっとも恐れるのはやはり、「若者をどんどん馬鹿にした」ということだろうか。日本をダメにするのは簡単である。馬鹿を増やせばいいのである。馬鹿を増やせばどんどん日本は劣化していく。教育関連の予算を削って機会を奪い、大学の学費を上げて若者を貧しくしてしまえば勝手に劣化していく。そういう馬鹿な若者に任天堂のゲームなどを与えておけば、彼らはゲームに打ち興じてそのまま馬鹿のまま日々を享楽的に過ごして滅びていくだけである。

 どうして貧しい若者が自民党を支持するのだろうか。自民党というのは今の階級社会を固定して、金持ちは金持ち、貧乏人は貧乏のまま維持しようとしている保守政党なのだ。貧しい人間は共産党やれいわ新選組のような無産政党を支持しないと自分たちの未来を変えられないのである。立憲民主党のような似非サヨク政党に日本の未来は託せないことをオレは彼らの分裂騒動の中で感じたのである。かつてサヨクの連中が内部抗争に終始して中核と革マルが凄惨なリンチを繰り返した時代から結局何も進歩していないのが日本のサヨクである。

 オレはブログを通じて国民に真実を訴えたい。円高にも円安にもそれぞれのメリット・デメリットがある。そして、そのメリット・デメリットを理解したうえでどうすれば国民生活が豊かになり、未来の生活に夢を抱くことができるのかを考えるのが政治家の仕事である。しかし、安倍晋三にはそれができなかった。彼ができたことはオトモダチを豊かにして、税金をフトコロに入れる特権階級(上級国民)と、貧困に苦しむ下級国民を分断し、その下級国民から希望を失わせて「こんな世の中で子育てなんかできない」と思わせることだった。もっともあんな無能で馬鹿な人間にはそんなことを考えることはできない。彼はただ側近たちとゴルフをしたり宴会をしたりして日々を享楽的に過ごしただけである。政治をまわりの人間に丸投げして、原稿はスピーチライターに作らせて、彼自身はほとんど何もしなかったしできなかったのである。究極の馬鹿だからである。

 このような馬鹿を総裁にしてしまって、しかも辞めても代わりがないという。本当に日本をよくしたいのなら、日本国民を幸せにしたいのなら、自民党は今すぐに大政奉還してまともに政治のできる能力のある人間にゆだねたらいいだろう。おまえらが無能なくせに居座るから国民はますます不幸になるのだ。(なんでオレのところに土下座して頼みに来ないのだ。)

 オレはもう老人だ。今の政治家の多くも老人ばかりだ。今の若者は老人たちがむちゃくちゃにした国家をこれから再建していかないといけないのだ。それは苦難の道である。ただオレが未来の若者に提案したいことは一つだけである。中国とアメリカの覇権争いの果てにある世界戦争を食い止めることができるのは日本だけだ。日本という国家に将来も存在する意味があるとすればそれだけだとオレは思っている。日本がいかにあるべきかという判断は人類の存続がかかっているのである。


↑エンピツ投票ボタン。押せば続きが読めます。登録不要です。
応援の投票ありがとうございます。"/←1位を目指しています。PVアクセスランキング にほんブログ村


My追加
江草乗の言いたい放題 - にほんブログ村

前の日記   後の日記
江草 乗 |ファンレターと告発メール   お勧めSHOP エンピツユニオン