2020年08月14日(金) |
日本人は地下に住め! |
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とにかく暑いのである。35度以上は普通なのである。もはや日本にはこの暑さから逃れることが可能な場所などないのだ。それではどうすればいいのか。そこでオレが提案したいのが、地下シティ構想である。一年を通じて温度変化の少ない大深度地下に住宅などを建設してしまうのである。
地球温暖化はこれからもどんどん加速するだろう。今は35度程度だが、やがて40度以上が日常となってしまう。その前に我々は手を打つべきだ。それが地下への新都市建設ならびに移転なのである。一刻も早く国策としてこの方向性を打ち出さないと間に合わないのである。
そこでオレが提案したいのが「地底人計画 地底にGO!」である。建築基準法を改正して、地下室の建築条件を緩和し、全地下住宅や地底住宅の建設を可能にするというプランである。
今の建築基準法のルールでは、地下室の容積に制限があって地下室メインの住宅が建てられないようになっている。それを改正して地上には入り口しかない全地下式住宅の建設を可能にするというのがオレのプランである。一見ただの庭園や森にしか見えないところに地下に居住空間があるという秘密基地のような家を建築可能にするのだ。
屋根に芝生を生やせた草屋根の家を写真やテレビ番組で見たことがある。芝生に水を撒くとその気化熱で階下の部屋が涼しくなるという仕組みだった。だったらいっそ庭全体を芝生にして、その地下に家を作ってしまえばいいんじゃないか。それがオレの発想である。
都市の温暖化の理由の一つがコンクリートで固められた緑の少ない街だとしたら、地上を緑化して地下に住む家を増やせば温暖化を食い止められるのではないか。大阪や東京のようなすでに巨大化してしまった都市はもうあきらめて、これから新規に地下都市を建設すればいいのである。
日本は森林面積の比率が高い。その多くは山地で人が住んでいないわけだが、地下都市ということにすれば地形は無関係である。緑の山はそのままに、山の中味だけを居住地にしてしまえばいいのである。岩盤をくりぬいてそのまま住居にしてもいいだろう。
新しく作られるショッピングモールなども、いきなり全地下式で建設してしまえばどうだろうか。たとえば大阪には長居公園や服部緑地などの公園があるが、その地下部分をそっくりそのまま大きなショッピングモールにしてしまうというのはどうだろうか。
日本の大都市の中で地底生活にもっとも適してるのは名古屋人だと聞いたことがある。名古屋は地下街が発達していて、地上にはあまり人がいないらしい。まずは名古屋に大地下シティを建設してみればいいだろう。その地下シティをモデルに改良を加えてよりよいものを作りだせばいいのである。日本には大深度地下を掘る技術もあるし、災害や地震対策ということを考えれば地下都市はかなり将来性があると思うのである。大雨の浸水をきちんと防げることが条件だが、無理に冷房で温度を下げるのではなく、自然に逆らわない方向を目指すべきではないだろうか。
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