2020年08月01日(土) |
東京がNYになる日 |
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東京都の新型コロナウイルス感染者はとんでもない勢いで増加している。そして大阪も同様である。効果的な対策も立てられず、検査数もたいして増えないままの東京都はもはや「打つ手なし」の状況である。大阪もいずれ東京のようになるだろう。夜の街から感染はいずれ昼の街に広がるだろうし、そうなると通勤電車もクラスターになるかも知れない。そして学校もいつまで通常授業ができるのかわからない。もしかしたらまたオンライン授業に戻るのかもしれない。
検査によって感染が明らかになるのはほんの一部だとオレは思っている。実際の感染者はその数字の10倍以上はいるだろうし、若者の多くは自分が感染していることにも気づかずに過ごしているだろう。無症状者でしかも濃厚接触者でもない人は検査したいと思ってもしてもらえない。この「気軽に検査してもらえない」という状況はもう半年になるのに少しも改善されてないのである。街角に検査カフェがあって誰でもそこで無料で抗体検査などを受けることができるとかいうことにはなってないのである。
感染爆発が起きた理由ははっきりしている。検査数を絞ったために多くの感染者が自分の感染に気づかないで普通の生活を送っていたからである。東京では軽症者の多くが自宅待機となっていて、感染者を隔離する体制はもはや崩壊している。小池知事は自らの失政を理解しているだろうか。それとも無防備に感染を広げた都民の方が悪いと思ってるのだろうか。
オレは旅行したい。早く今の感染状況が終息して落ち着いて欲しい。どうすればそれが実現できるのか。大阪ではミナミの一角を重点地域として店の監視が強化される。もしも道頓堀のひっかけ橋のところに一日の検査能力1万人規模のPCR検査センターが設置され、感染が判明した人が無料で2週間のんびり引きこもれる隔離施設があって、2週間休むことに職場が協力してくれて、2週間何の心配もなく静養できてその間の収入も保証される仕組みがなぜ存在しないのか。
東京都は軽症者の隔離施設が不足してて自宅待機を強いられるそうだが、その期間に家に安心して引きこもれるようなサポート体制は完備しているわけではない。働かなかったら収入がなくなる人もいるのだ。
神奈川県では海の家が営業自粛させられいているが、もちろん金銭面の補償があるわけでもない。多くの業者が廃業や倒産に直面しているのである。
このような事態をどうして予想できなかったのか。第一波が沈静した時にどうして一気に検査を拡大して「隠れ感染者」をすべて顕在化できるようにしなかったのか。実は今でも検査能力が足りてないのである。ニューヨークでは「いつでも」「誰でも」「何度でも」検査を受けられるのだが、日本ではなんと「日本人じゃない」という理由で検査を拒否されたりしているのだ。
徹底して検査を行わないことで「感染してるかどうかわからない」状態の人を大量発生さて、その人たちを「強盗キャンペーン」で日本中に拡散させ、大都市圏の感染者を地方に広く分散させ、日本中を新型コロナウイルスで覆いつくすことで何をしたいのか。実は何も考えてないのである。国難に対して責任を取る気もなく、もちろん口では「すべての責任は私にあります」と言うが実際は取ったことなどない。
馬鹿げたプロジェクトを誰も止めず、終わってから「実は反対だった」などとほざく政治家は全員クビだ。日本の政治家はインパール作戦の失敗から何も学んでいないのである。
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