2020年06月28日(日) |
マイナンバークレカを作れ! |
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オレはマイナンバーの普及方法についてここで書いたことがある。その活用方法について考えている中で、もっといい案を思いついた。それはこのカードをそのままクレカにして、毎月一定金額まで使えるようにする、いわゆる「ベーシックインカム」を支給するということである。たとえば月10万まで引き出せるようにして、同時に生活保護や年金をすべて廃止するという方法である。
このマイナンバークレカは、本人確認方法を暗証番号ではなく虹彩認証や指紋認証などを用いることにして、本人以外が絶対に使えないようにする。そうすれば盗難などの被害に遭っても使われないで済むのである。
子供に支給されるベーシックインカムは、18歳までは親に支給されるとかいう仕組みにすればいい。養育費にゼニがかかるのはそれでカバーできるし、子どもがたくさんいる家庭はそこから収入を得られることになる。夫婦と子ども3人という家は毎月50万円のベーシックインカムを得られることになる。子どもの数が収入につながるのなら少子化はかなり解消されるし、子ども3人になれば世帯年収500万円が保証されるのだから「収入が少ないから結婚できない」という理由がなくなる。結婚して子どもを作りさえすれば収入は増えるからだ。もちろん子どもを作りまくって育児放棄する親も出てくるが、そういう時は子どもを親から取り上げて施設に入れ、子どものもらうお金は施設に入ることにすればいい。子供一人当たり10万円が支給されるのなら、児童養護施設の運営はかなり楽になるだろう。
ベーシックインカムが導入されれば、都市への人口集中はかなり解消する。家賃の高い大都市に住むメリットがなくなるからである。通勤しなくてもいいのなら、何も東京に住まなくていい。東京都に住みながら生活保護を受けるというのはまことに贅沢な話であるとオレは思っている。生活費の安い地方にそうした人を移住させ、東京都がゼニを出すという生活保護アウトソーシング案をオレは提案したことがあるが、このベーシックインカムを導入すれば人は自然に田舎に移動するだろう。田舎には家賃がタダに近い空家がたくさんあるからだ。
オレの家の近くの戸建て住宅は空き家だらけである。大阪府でさえもうそういう状況なのである。四国や九州、東北の田舎ではいったいどんなことが起きてるのか。家賃タダでしかも住んでくれるなら家を差し上げますという過疎の地方自治体もあるくらいである。
マイナンバークレカの仕様についてはまだこれから考えていく必要があるが、それをベーシックインカムの支給手段として役立てるということにすればいいし、預金情報などもそこに紐づけされるならば、徴税手段としても活かせるだろう。
すべてが一元管理されるならば、国民年金掛け金を払ってないという問題も解消されるし、脱税も不可能になるのである。銀行預金のお金の流れが把握されれば、怪しい収入の存在もバレる。もっとも現金をタンス預金されるなら補足しきれないが、キャッシュレス社会になればタンス預金もできないことになる。
マイナンバークレカとベーシックインカム、このセット導入が実現すれば、福祉の概念は劇的に変わることになる。未来の日本の在り方として提案したい。
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