2020年06月25日(木) |
小池百合子の卑怯な作戦 |
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東京都知事選挙が行われている。今のところマスコミ各社の報道では小池百合子有利ということらしい。オレが東京都民なら「五輪中止」という公約を掲げた候補者に投票するところだが、残念ながらそういうへそ曲がりはあまり東京にはいないのか、都民の多くは五輪開催を支持しているようである。それがどんな災厄をもたらすのかという危機意識が欠けてるとしかオレには思えないのだが。
以前に大阪に五輪を誘致するということが話題になった時、オレは絶対反対であった。日本でやるにしてもそれは札幌とか博多とか、オレの生活に支障のないところでやってくれよと思ったのである。もちろん大阪万博にも反対だ。2025年の大阪万博のことを思うとオレはとても憂鬱な気分になるのである。交通渋滞などが起きればオレの通勤ライフは破綻する。もっとも5年後にはオレも定年退職しているので自宅管理人になってる可能性が高いのだが。非常勤講師登録して再就職してもどうせ大阪府は維新の教育政策のせいで薄給しかくれないことはわかってるから、それなら別の仕事をしたほうがマシである。
小池百合子は「都民ファーストの会」のポスターを大量に貼っていた。写真を使わずにシルエットを白抜きにして、「東京都初の女性知事」であることを強調してたが、女であること自体は価値でもなんでもない。要は「仕事ができるか否か」である。ネットカフェ難民のためにビジネスホテルを借りると言いながら、現場では経費削減のためにヤクザのやってる貧困ビジネスに仕事を丸投げしたりしていた実態は多数ツイッター上に書き込まれていた。オレはこういう「仕事してますアピール人間」が一番嫌いである。テレビに出まくってることは、事前運動してるのと同じである。とにかくその怪しいポスターの資金はいったいどこから出てるのか。もしかしたら都民の納めた税金なんだろうか。税金をそういう形に使うのは言語道断である。
東京都知事にどんな人がふさわしいのかと訊かれれば、オレは今の候補者を眺めて「山本太郎」と答えるわけだが、それは彼に破壊者としての役割を望むからであり、彼が優れた行政官であると思っているわけではない。知事という役職をきちんとこなせるすぐれた行政官、いわゆる「能吏」となれるのはいったい誰だろうか。そういう方はおそらく今は民間企業でコロナ不況と必死で戦ってるような気がするのである。
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