2020年06月12日(金) |
やっぱりロッキーはいいぜ |
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コロナ不況の中でクルマが売れずに困ってるそうだが、その中でもよく売れている車種がある。それがダイハツ・ロッキーとその兄弟車のトヨタ・ライズである。5ナンバー、、全長4m以下、排気量1000CCのSUVが、これまでなかった隙間を埋める商品として評価されているのである。
SUVはみんなデカくて重い。3ナンバーであることが当然であり、大きいことがまるで付加価値のように思われてきた。ランドクルーザーとかのように超巨大なものが普通だったのである。そこに5ナンバーの大きさのSUVが発売され、もちろんオレも喜んで買った一人なのだが、改めてその取り回しの便利さや運転しやすさを味わっている。自分はいい買い物をしたと思ってるのである。
もちろん軽自動車でもよかった。N−BOXやタントなど、軽自動車でも十分な広さがあって旅行などの長距離ドライブも快適にこなせるような軽自動車が増えている。しかし、小型車と軽自動車の価格差は今はほとんどない。もちろん税金の安さなどを思えば軽自動車に軍配が上がる。そこで少しひねくれたオレはロッキーを選んだのである。
オレの家の近くは道が狭くて、すれ違う時に広いところで待機したりする必要のある場所が多い。そんな時にロッキーの「大きく見えるデザイン」はとても役立っている。向こうから来たクルマが待ってくれることが増えたのである。S660の時は「すれ違えるよ」とどんどん突っ込まれたのに、今は対向車が待ってくれることが多くなった。これは大きなメリットである。
運転していて疲れなくなったということも大きい。実はS660を運転していた頃は、その無理な運転姿勢のせいなのか、腰痛や左足痛に悩まされていたのである。クラッチを踏むために酷使される左足の原因不明の痛みには困った。その痛みは今も少し残ってるのだが、ロッキーはATだからそもそも左足を使わないので平気なのである。
車庫入れや縦列駐車は断然楽になった。それはギヤをバックに入れるとナビがバックカメラに切り替わるということもあるが、アラウンドビューモニターのおかげで駐車場の白線の中にきっちり入れやすくなったということもある。2ドアクーペに乗っていた時は左後方に死角があって、白バイなんかに付かれる恐れがあったが、今はそういうこともない。少し高い運転席から周囲がよく見える。
そうそう、駐車場のゲートを通るとき、チケットを取りやすくなったのである。窓から手を出すとちょうどいい高さに押しボタンやチケットがある。そういうわけでスーパーやファミレスなどで有料駐車場になってるところはとても入りやすくなった。S660の時はわざわざドアを開けてクルマから降りて、カードを差し込んで清算したりした。そういう面倒なことが全くなくなったのである。
オレはこれまでのクルマ選びで、買い換えた後でいつも「〇〇の方がよかったかな」と思うことがあった。パルサーEXAを買った時はホンダプレリュードの方がよかったかなと思ったし、その後二代目のEXAを買ってから180SXやPAネロといった欲しい車に出会ったし、三菱FTOを買う時もセリカを買うかどうかで迷った。S660を買ってからもコペンにX−PLAYという車種が追加されて「早まった」と思った。そういう迷いは常に存在した。
しかし、今は間違いなく「これが最良の選択」と言えるのである。そしてこのロッキー・ライズはこれから最初のクルマを何にするかと迷ってる方々にもお勧めである。運転のしやすさということではオレが所有した歴代のクルマの中で一番だ。だから免許取り立ての方にも勧めたいのである。ただ一つ困ることは、車高がそこそこあるので、洗車するときに手が届かないということである。自動洗車機に入れればいいのだが、それはオレの美学に反するのである。やっぱり自分の手で洗いたいのである。
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