2020年06月08日(月) |
台湾との交流再開を! |
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少しずつ外国への移動が緩和されつつある。スペインやイタリアは入国制限を緩和する方針であるという。世界の各国は人の移動を再開するという方向に舵を切ったわけだが、そこで出入国管理の方法が問題になっている。
海外からの渡航者に2週間の待機を必ず命じるならば、それだけ旅行期間に余裕を持たせないといけないということになり現実的ではない。しかも日本政府のやってることは「要請」であって強制力がない。だから海外からの渡航者たちは勝手に出歩けることになる。 一方日本からの海外に渡航した場合は、厳重な管理下におかれて2週間の待機が求められるのである。こういうのは無駄じゃないか。
きちんと出国時に検査をしてるならばそのまま入国してよいという二国間協定を、台湾などのような信頼できる国との間に結ぶべきである。偽の証明書を準備するようなどこかの国ではなくて、ちゃんと信頼できる国との間に協定を結ぶのである。
海外からの入国者の新型コロナウイルス感染が成田や羽田の検疫で見つかるという例が相次いでいるが、それらの旅行者は出国時にきちんと検査を受けたのだろうか。もしも相手国がそういう審査をしないで制限なく出国を認めてるとしたら、そのような「コロナ輸出国」は糾弾されるべきである。
今の日本の立ち位置は、「コロナウイルスの拡大を防いだ」国なのである。だから日本からの出国者はどんどん受け入れてもらえるように交渉すべきだし、逆に日本に入ってくる人には厳密な確認を求めればそれでいいのではないか。もちろんそれを証明する書面を提示すればOKということにすればどうか。
数分で結果がわかる簡易診断キットが普及すればそれこそ入国時にそのチェックだけで受け入れることが可能になるだろう。
ただ、外国人旅行者の回帰にはまだまだ時間がかかる。それよりもオレは県境を越えた移動を早く解禁してほしい。今はまだ移動しにくいのである。他府県に入るだけで車を壊されるのではないかと心配なのだ。田舎に行くほどそうした偏見はひどいという。感染拡大地域とみなされている首都圏や北九州市のナンバーをつけたクルマというだけで、大きく車体に「コロナ帰れ!」とマジックで書かれたりするという。田舎の人のそういう偏見や妨害を排除するためにもなんらかの政府のアピールは必要である。
今の疑心暗鬼の状態をどうすれば解消できるのか。感染者もそうでない人も一緒くたにマスク着用やソーシャルディスタンスの強要などの方針が示され、従順な多くの国民はそれに従って行動してきたのである。やっぱり「安全マーク」が欲しいのである。何かいい方法はないものだろうか。
東京都は夜の街での感染拡大を問題視して、従業員にPCR検査を義務付けるなどという案まで飛び出した。まるで戦前の遊女に性病検査を義務付けたような感覚である。もちろん強い反発が起きているわけだが、PCR検査自体がもっと短時間終了してでコストのかからないものとなればとらえ方も変わるだろう。
オレは早く旅行したいのである。そして日本に旅行したい多くの台湾や中国の方たちがいる。日本は台湾のような信頼できる国との間の「無検査移動」を早く可能にすべきである。ほぼ感染者がゼロになっている関西と、感染拡大を抑え込んだ台湾の間の移動なら全く問題ないような気がするのである。台湾からの自由観光を真っ先に認めれば、大量の観光客がやってくることは間違いない。
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