2020年04月04日(土) |
ドライブスルー花見 |
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今年はお花見を自粛するという方も多いだろう。東京では上野公園のようなお花見の名所が封鎖されたし、大阪城公園にも入れない。自由に通行できるオープンな場所しか入れないわけで、大阪では大川沿いの桜宮公園のところがオレの個人的なお勧めである。もっともそんなことを書くとこれを読んだ人が桜宮公園に殺到して、そこでクラスターが発生したら困るのである。
美術館や博物館が閉館し、遊園地がどんどん休業しているが、お寺や神社は別に休みになるわけでもない。京都は基本的に平常運行である。清水寺も八坂神社も丸山公園も、平安神宮も哲学の道もインクラインも、普通にお花見が可能である。
京都府立植物園は閉演中だが、鴨川沿いの道を歩きながら花見をすることは禁止されていない。そういうわけでオレは京都にお花見に行きたいのだが、そこには同じようにお花見をしたい大量の人がやってくる。「今なら空いてるだろう」というオレと同じような考えの人間が多数いるから、出町の「ふたば」の前にはこのコロナ騒ぎの中でも豆大福を求めて何重にも行列ができているという。混むところはさらに混むのだ。もしもそこがクラスターになったらどうするのか。
そこでオレが勧めるのがドライブスルー花見である。桜のトンネルの下をクルマで通り抜けるお花見である。まだ満開には少し早いが、琵琶湖の北にある海津大崎がドライブスルー花見の名所として名高い。例年なら海津大崎は大混雑してクルマは渋滞し、おかげでゆっくり桜を見ることができるのである。
川沿いの桜のきれいな場所にはたいてい遊歩道があるのでゆっくり歩きながらお花見ができるが、クルマが通れる道路のある場所はなかなかない。ただ、京都では鴨川沿いに車道があるのでドライブスルー花見に適しているかもしれない。
お花見をドライブスルーで済ませることは味気ないが、安全なお花見というといまはこれしかないのかも知れない。いくら禁止しても桜の花の下で酒を飲んでる人はいるし、その方がどこかで新型コロナウイルスをもらってないという保証はない。
さて、関西で他にドライブスルーの名所はないだろうか。おっと、狭山池公園を忘れていた。あそこは早咲きだからもう散ってしまってるかな。
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