2020年02月28日(金) |
一斉休校は愚策である |
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安倍晋三が3月2日から全国の小中高校を一斉に休校するようにというお達しを出した。新型コロナウイルス肺炎の対策会議をさぼって宴会ばかりしていたこのクソ野郎が突然発言すると今度はこんなとんでもないことを言い出した。しかしこれは愚策である。この後に起きることをオレが予言しよう。
突如やってきた早めの春休み、中学生や高校生は一斉にディズニーランドやUSJに殺到するだろう。早く行かないと休園させられるかも知れないのである。おそらく3月2日は中学生や高校生で超満員になるはずである。多数の来園者の中にはコロナウイルスに感染した大人も混じっているわけで、不特定多数と接触するこのようなテーマパークは学校よりもはるかに危険である。しかし、首都圏や関西圏の中学生や高校生の考えることはオレには容易に予想できる。ふだんは混雑してるけど、このような機会なら空いていてチャンスだと思うのである。学校が休みだから堂々と行けるのだ。
そうしてテーマパークに集まった中高生が新型コロナウイルス感染して家に帰ることになる。そして潜伏期間が終わるころに学校が再開する。日本中の学校でパンデミックが起きるのである。もう今度は絶対に止められないのだ。一斉休校という今回の措置を成功させたいのならば、全国の映画館、遊園地、カラオケボックスなどの遊戯施設もすべて営業禁止にして、闇営業している施設があれば経営者を逮捕するくらいの対応が必要なのである。
閉鎖空間の濃厚接触がいけないのならば、なぜ通勤電車を止めないのか。日本中で一斉に人の移動を2週間禁止するくらいのことをしないと、感染拡大は止められないだろう。一日に900人しか検査できない今の状況で、「できるだけ検査しない」という政府の方針のおかしさをごまかすために一斉休校という愚策を安倍晋三が思い付きで語ったわけだが、それによって小さい子を抱えた全国の親がどれだけ困ると思ってるのか。専業主婦の方など今は本当に少ないのである。学校に行かない子供が家でゲーム依存症になったり、街に出て犯罪に巻き込まれたりするリスクを考えれば、学校に通わせてるほうがはるかに生徒の安全を守ることができる。
子供だけが留守番している家を狙って強盗や性犯罪が起きる可能性も一気に高まる。仕事を休まなければならない親が発生すればその失われた収入は誰が保証してくれるのか。誰もコロナウイルス陽性者がいない県でも休校にする意味があるのか。
安倍晋三は「政府として責任をもって対応していきます」と語ったが、この嘘つきの無責任男が、これまで森友学園、加計学園、桜を見る会などの疑惑に関して、責任をもって真実を答えたことなど一度もなかった。そんな男の「責任をもって対応」なんて誰が信じるだろうか。
五輪中止を恐れて「対策している」というポーズを取るためにこんな思い付きの愚策をしたところで、コロナウイルス感染拡大は防げないよ。ちゃんと検査してくれよ。なんで重症者でも検査拒否されるんだ?
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