2020年02月26日(水) |
コロナウイルスで滅びゆく日本 |
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「感染者が多いという実態を隠すために極力検査しない」
この政府方針が明らかになったことで、日本は今世界中の信頼を失ってしまった。病院はどこも検査拒否、入院拒否である。もしも新型コロナウイルスに感染している人が見つかれば、その病院は通常業務ができなくなってしまうので商売ができなくなる。極力そういう可能性は排除したいので、怪しい患者が来るとたらい回し、症状が悪化して死亡したら「肺炎」などということにして新型コロナウイルスとは無関係に処理しようとする。そうして実数を隠蔽することが政府の方針なのである。
国会で辻元清美は「鯛は頭から腐る」と言った。森友学園の事件では公文書の改竄や廃棄が行われたが、誰も責任を取らされることはなく、逆に責任者である佐川宣寿は国税庁長官となって栄転した。
今、国内では大人数が集まるイベントがどんどん中止や自粛に追い込まれている。感染拡大を抑え込むということが目的なのだが、これはただの時間稼ぎである。検査のハードルを高くすることでできるだけ検査の件数を減らそうとしていることも政府の方針の反映である。
プロ野球オープン戦がすべて無観客試合になるという。オープン戦というのは球団にとってけっこういい稼ぎになっていたわけで、その収入がなくなるということは経営上大打撃である。ロケット風船も飛ばせないということは売店収入が激減することになる。オープン戦がなくなるということは、そこでバイトをする予定だった人はバイト代を稼げないということなのである。しかし、お金が必要であるという状況は変わらないわけで、そういう人はいったいどうやってゼニを手に入れればいいのか。ついこの間まで「人手不足」だったのが、急に「仕事がない」という状況に変化したのだ。
今回の「コロナ恐慌」はもう世界中に波及している。中国政府の初動ミスと、日本政府の「感染隠し」が二大元凶であったことは間違いない。中国と日本のGDPはマイナスとなることは間違いないし、東京五輪はおそらく中止に追い込まれるだろう。巨額の投資をしておきながらそれが全く回収できないわけで、もう日本は坂道を転げ落ちるように滅んでいくことだろう。
ではそれを食い止める方法があったのか。ちゃんとあったのである。武漢が封鎖都市になった時点で、すべての中国との航空路線を停止し、人の出入りを止めればよかったのである。もっともあの無能な安倍晋三にそんな大胆な政策を打ち出せるはずがないわけで、コロナウイルス対策会議に使う時間よりも宴会に出ている時間の方がはるかに長いわけで、今が国家的緊急事態であるという認識がまるでないのである。こんな役立たずをいつまでも党の看板としてかつぎあげてきた自民党の責任も重い。このまま日本は一直線に滅んでいくのである。
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