2020年01月07日(火) |
我が家にロッキーが来た |
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昨年11月に4年3か月愛用したホンダ・S660を手放してスポーツカーと訣別することを決め、新しくマイカーとしてダイハツ・ロッキーを所有することとなった。最先端の装備が満載で高速道路では前車追従式のオートクルーズが使えるし、ドラレコももちろん搭載されている。衝突防止装置や踏み間違い防止機能も備えている。ずっとMT車にこだわってきたが今度はATである。そういうわけですっかりオレのカーライフは変わったのである。
さて、約700キロを運転しての印象だが、何より安全意識が高まったことが大きい。高い視点で周囲が見渡せること、前よりもゆっくり走るようになったことで常に周囲の動きに注意しながら運転するようになった。もちろん以前は何も見ていなかったわけではない。MTからATになって運転操作が単純になった分、まわりを見る余裕が生まれたということである。
一時停止もきちんと止まるようになった。こんな風に書くと前は一時停止しなかったように思われるが、MT車で一時停止するというのはなかなかめんどくさいのである。ついつい徐行で済ませたくなるのである。しかしATならただ停まって発進するだけなのである。だからついついきっちりと停まってしまうのである。これで警察の卑怯な取り締まりにも安心して対応可能である。
後部座席の乗り心地はわからないが、いちおう五人乗れるということで雨の日に同僚を駅まで送るような時も便利である。後部座席の乗り心地がどうなのかということはわからないけど、音はかなり静かである。もっとも前に運転していた車がS660なので比較すること自体が間違っているのだが。
排気量が1000CCということで燃費もいい。SUVが欲しいと思っていたが買わなかった理由の一つが、大きくて重くて燃費が悪すぎるということがあった。いすずビークロスなどをかつては欲しいと思ったし、トヨタC−HRのデザインも気に入っている。しかし大きい。そういう意味で全長が4m以内に納まっていることや、排気量が小さいことで税金が安いというこのロッキーのメリットはとても大きいのである。
兄弟車のトヨタ・ライズの方は12月初めに32000台の受注があったらしい。オレはトヨタよりもダイハツの方が好きなのでロッキーの方を買ったが、おそらくこれから街で見かけるのは圧倒的にライズの方なのだろう。
コンパクトSUVというジャンルは軽自動車のスズキ・ハスラーやクロスビーなどのモデルがあったが、それほど選択肢は多くなくて一種の空白地帯であった。もともとSUVを選択するという人たちは実用性よりもその圧倒的な存在感や威圧感を求めていたわけで、オレのように実用性を求める賢いユーザーは限定的である。そういうことを考えるとオレのような賢いユーザーの少ない日本でこのロッキーのようなクルマはあまり売れないような気もするのである。
オレが選ぶ車はいつも人気がない。それはこれまで乗ってきた車が証明している。日産EXA、三菱FTOなどはっきり言ってカルトなクルマであった。S660も発売当初は売れたが、今はそれほど売れていない。実用性がほぼ皆無だからである。
さて、オレという一種の疫病神に選ばれたという不幸をロッキーがどのように克服してくれるのか。今後の販売動向がとても気になるのである。
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