2019年12月28日(土) |
少子化をいますぐ止める方法 |
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これから日本の人口はどんどん減少し少子高齢化という流れは止まらない。結婚しない若者が増え、結婚しても子どもを作らない人も増えた。団塊ジュニアの女性たちがもう出産年齢を過ぎてしまったために今から子どもを増やすのは不可能のように見えるのだが、オレがここで提案する禁じ手を使えば、いますぐに日本の人口を増加に転じさせることが可能である。もちろんそれはさまざまな問題点をはらんでいるわけだが、政治家たちが本気で少子化対策したいのなら、この究極のプランだけがそれを可能にするのである。
オレの提案は「中絶新法」の導入である。今、年間に100万件以上行われている人工妊娠中絶で失われている胎児の生命を救うという究極の手段である。人工妊娠中絶を希望している女性から、その胎児を国が買い取るのである。100万円程度のお金を出して国がその子にまつわるすべての権利を母親から買い取ってしまい、個人の子ではなくて国家の子として育てるのだ。
孤児院を大量に建設して、そこで「国家の子」を養育する。子どものない夫婦や同性婚の夫婦が里親になることを希望した場合はそこからあっせんする制度を作る。国家の子には、大学卒業までの学費を国が支援する。つまり、実質無償で本人の望む進路を国が保証するということである。
国設孤児院には親代わりになる職員を「仮親」として大量に雇用する。一人の仮親が子供20人程度の面倒をみるという仕組みにし、相性が悪い場合には仮親をチェンジすることも可能にすればいい。ただ、仮親になれるのは保育士などの資格を持つ人に限ることにする。もちろん仮親の身分は国家公務員である。
また、民間の経営する孤児院も基準を満たせば認可し、そこには国から運営補助金が支給されることとする。
国家の子たちが働いて納税者になるまでには20年以上の月日を必要とする。しかし、この制度を導入すれば少子高齢化はストップするし、そうして育った国家の子が社会に出てくれば劇的に日本は変わるだろう。
親による子の虐待がやまない。また、親からの性暴力もある。もちろんそれはごく一部の事例だと思うが、そのような悲劇を無くすためにはもう「子育て」ということを親たちから取り上げてしまうということも一つの方法ではないだろうか。
ほとんどすべての親が「子育て」を放棄してすべての子が「国家の子」として育つようになれば世の中は劇的に変わるだろう。その時、日本という国はすっかりと雰囲気を変えているような気がする。
国設孤児院では子供たちに奉仕の心、国際貢献のために命を捨てること、平和を愛することなどをしっかりと教え込み、また学習にもきちんと取り組ませることが可能である。変な親に変に育てられる結果、犯罪性向を持ったまま成長するとか、いじめ加害者になってしまうとかいう可能性も、適切な教育を与えることできっと防げるような気がするのである。
もちろん、実の親から引き離すことで知らずに近親婚してしまうリスクも発生するだろう。それを防ぐ技術が今の日本にはある。DNA鑑定してそのデータを登録しておけばいいだけのことである。そうすれば100%近い率で親子や兄弟の判別が可能である。
少子化対策として誰もこうしたプランを思いつくことはできなかった。その結果日本の少子化はどうしようもないところまで進行し、馬鹿な政治家は足りない労働者を外国人で補おうということまで考えるようになったのである。その結果日本文化の伝統が失われ、国民性が劇的に変わってしまうというデメリットを何もわかっていないのである。
中絶新法で子どもと引き換えに支給されるゼニを目当てに子どもをじゃんじゃん産む若い人が出てくるならばそれは許容範囲だと思う。育てられないという理由で子どもが殺される悲劇よりも、国家が面倒見てくれるほうがずっといいに決まってるだろう。
このプランは実にむちゃくちゃな内容だが、一考の余地があると思う政治家もいるとオレは思うのである。
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