老人が不注意で若者を死なせる事故が頻発している。特に免許返納しない老人ドライバーの運転でそうした事故が起きているのである。オレはこのような交通事故を普通の事故と同じように罰してもいいのかと疑問に思うのだ。
未来のない老人と将来ある若者、この両者の生命の価値を比較した場合、絶対に同じのはずがない。老人を1とすれば若者が100くらいの差があると思うのである。そんな1が100を失わせるというのは本当に大きな罪であるとオレは思うのだ。
こんなことを書くと、「老人の命は軽いのか?」という抗議を受けそうである。しかし、99歳の老人と生まれたばかりの赤ちゃんの命のどちらが重いのかと訊かれれば、それは誰でも赤ちゃんの命の方が重いと答えるだろう。
目の前で川に流されてい老人と赤ん坊がいる場合、どっちを救助するだろうか。その場に遭遇した人は100%赤ん坊を救うと思うのである。もしも赤ん坊を見捨てて老人を救う人がいるとしたら、その老人の息子や娘しかないのである。
それほど命の価値に差があるのに、理不尽な事故が毎日のように発生している。アクセルとブレーキを踏み間違えて駐車場で暴走してスーパーに突っ込む老人ドライバーや、高速道路を逆走して他のクルマに正面衝突する老人がいるのである。
もちろん交通事故に関しては「実際は免許取り立ての若者の方が多い」という反論もされるし、ニュースにならないので報道されていないがきっと若者の事故率は高いのだろう。ただ、不謹慎な話だが20歳が17歳をはねても年齢差はそんなにないのである。ところが90歳が17歳をはねてしまうということになると、大変なことが起きたような気分になるのだ。
そこでオレは「未来迷惑罪」というものを導入すべきだと思うのである。老人の不注意で若者を死なせてしまった場合、その老人を死刑にしたうえで財産をすべて没収し、すべてを失わせる一方で、犠牲になった方の遺族にすべてそれを引き渡すという罰を科すのである。
どうしてこんなことを言いたくなったかというとやはりあの池袋暴走事故の上級国民の件があったからだ。理不尽な形で妻と子を失った遺族と、どうせ賠償は保険金で払われるからと何の痛みも感じない上級国民の家族を比べるとあまりにも差がありすぎだ。だからこそ上級国民の持っているものをすべて、家族を奪われた方に賠償として提供すべきではないのかとオレは思うのだ。未来迷惑罪、あなたはどう思うだろうか?
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