2019年12月25日(水) |
カジノ利権に群がる連中 |
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IR(カジノ関連施設)にまつわる疑惑で秋元司議員が逮捕され、他にも取り調べを受けている議員がいる。オレは議員や首長が必死でカジノ誘致のために動くのはゼニが目的だと思っていたが、やっぱりそうだったのである。
カジノができることで住民にとってプラスになることなど何もない。この世にはたくさんの迷惑施設があるが、パチンコ屋の迷惑さを100倍くらいにしたものがカジノだとオレは思っている。オレの住む大阪南部というのはかなり民度の低い地域で、治安も悪くパチンコ屋もかなり多いのだが、平日になるとパチンコ屋の前で大勢のDQNが開店を待っている。朝からタバコを吸ってスマホゲームにいそしむそいつらを見ると、オレのようにまっとうに働く人間は本当に気分が悪くなる。そのDQN人口が100倍になるということは想像したくないのである。
日本にカジノはいらない。カジノなんか作らなくても日本にはたくさんの娯楽文化があり、外国人の観光客をひきつける魅力がある。カジノが本当に好きな人は別に日本に来なくてもマカオや香港に行けばいいのである。
500ドットコムという怪しい中国企業が、日本での新たな金儲けのために進出してきて、IR担当だった秋元司議員に接触した。賄賂を贈るだけではなく、さまざまな接待が行われたのだろう。もしかしたらここで書くのがはばかられるような(ムフフ・・・)ということがあったかも知れない。そんなことで篭絡される人間はダメなのである。日本の恥なのである。大臣を務めるような人間はゼニや女では篭絡されない強い意志の持ち主出ないと駄目なのである。(オレなんかは絶対に無理である。)
大阪にもカジノが来るかもしれない、吉村知事が誘致に関して透明性云々を語ってるが、そもそもカジノという産業が透明性の高い事業のわけがないのである。そんなものは絶対にありえないのである。お客が誰も損をしないでみんな勝って帰れるようなギャンブルはないだろう。どんな形で負けるのかは別にして、基本的に客からゼニを巻き上げるのがギャンブルである。もしも誰か大儲けしている人がいれば、その数十倍負けて帰る人がいるのだ。つまり、ほとんどの人を不幸にする仕組みがギャンブルなのである。
オレはパチンコという馬鹿な娯楽をいつまでもやめられない人が多いことが不思議だったわけだが、きっと中毒や依存症になってるのだろう。
横浜にカジノを誘致する件で急に態度を変えて住民を裏切った林市長にはいくらゼニが渡ったのだろうか。真相はすべて闇の中である。ただ一つ言えることは、政治家になるのは志の高い人だけではないということである。馬鹿でも世襲で議員や大臣になれるし、総理にもなれる。オレのような人間がいくら理想を語っても、若者は投票にもいかないし、組織票は崩せない。自民党は小選挙区制を導入することでわずか14%の支持で盤石の政権を手に入れてしまっているのである。
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