2019年12月18日(水) |
真の男とは何か? |
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在原業平は多くの女性と浮名を流したが、彼を恨む女性はいなかった。真の遊び人、真の色好みとはそういう男なんだと思うのである。世間には多くの色好みはいるが、そういう意味で真の男はめったにいないとオレは思ってる。剛力彩芽を捨てた前澤社長のことを恨んでいる過去に捨てられた女は多いだろう。それは彼がただの「やり逃げ男」だからである。自分の一時の快楽のために相手の女性を利用しているだけである。
伊藤詩織さんから訴えられた山口敬之は、酒に何かのレイプドラッグを混ぜて準強姦に及んだという可能性が高いわけだが、薬物で抗拒不能の状態にして襲うというのはまともな男のすることではない。それはただの変態性欲者であり凶悪な犯罪者である。このような男は全女性の敵である。刑務所にぶち込んで法の裁きを受けることが望ましい。早稲田大学のレイプサークル、スーパーフリー事件の首謀者はそろそろ出所していると思うが、その犯罪の悪質さを思えば彼は死刑にすべきだったとオレは思っている。強姦罪の刑罰に死刑も選択できるように刑法改正することをオレは希望する。
望まない性交をされたと女性から訴えられた時、男はすべてを認めるしかない。少なくとも「やる・やらない」の選択肢は男にあったわけで、相手が少しでも望んでいない場合はしてはならないのである。その時は合意があったように思えても、後から女性が「やっぱりしなければよかった」と思ったらもうそれは男の負けである。そこで「合意があった」とまるで相手に責任があるかのように主張する男は、人間としてクズである。
真の男とは何か。駆け落ちして女性と一緒に逃げたのに逃亡先であえなく捕まったとする。その時に「全部俺が悪い。この娘は悪くない。オレが無理やり連れだしただけだ。殴るならオレを殴れ」と女性の父親にボコボコに殴られることを受け入れる男である。それが真の男なのだ。両者合意の上の不倫関係であったとしても、「自分が無理やりにしたのだから悪いのは自分だけだ」と女性をかばってその夫にぶん殴られ土下座できる男なのである。世の中にはこのような「男の美学」を理解しない情けない男が多すぎる。そんな男は女性と付き合う資格などないとオレは思っている。
オレは残念ながらイケメンに生まれることはなく、あこがれの在原業平とは程遠い立ち位置である。だからこのような「男の美学」をあれこれ語る資格が欠けていることは十分に自覚している。それでもオレがこのような文章を書きたいことの理由はただ一つ、世間にはあまりにも下半身無責任男が多すぎるからである。
理性のかけらもなく、暴走する欲望を抑えることもできず、そうしてひたすら世間や女性に迷惑をかけまくるクソ野郎が世間にはあまりにも多いのである。そしてそのクソ野郎に騙される女性もまた多いのである。それがオレは残念でならないのである。
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