2019年12月19日(木) |
運転シミュレーターの開発を |
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高齢者の運転免許に関しての話題が新聞紙上をにぎわしている。高齢者のためのさサポカー限定免許制度の導入や、実車試験の導入などが話題になっている。ただ、その会場となる自動車運転教習所は減少するばかりだし、高齢運転者の講習を受けようとしても予約でいっぱいで空きがないそうである。
そこでゲームメーカーにぜひとも開発してもらいたいのが、実車同様に運転する感覚を体験できる「運転シミュレーター」なのだ。全国一律に高齢者の運転試験をこの機械で行えば、試験官による合格不合格のばらつきもなく、全国一律に適性検査が可能になるのである。どうしてそういう発想がないのだろうか。
実車と違うからかなり危険な状況も再現できる。子どもの飛び出しとか天候の急変とかに対処可能かどうかも試すことができるのである。カーブの多い山道も、住宅地の狭い道も再現できるのである。それで周囲の障害物に接触したり、道を間違えて逆走したりする人をチェックすればいいのである。緊張してうまく運転できないということでもアウトだ。そうやって機械的に判定していけばいいのである。
この運転シミュレーターは、ソフトウェアの変更だけであらゆる運転実技試験に応用可能だろう。バスの運転講習などのプログラムも組み込めるかも知れない。ゲームメーカーは莫大な金額での契約が可能なこのシミュレーターを早く作って警察庁に売り込めばいいのである。
高齢運転者による暴走事故は日々起きている。アクセルとブレーキの踏み間違いという単純なミスで多くの人が亡くなっているのだ。そのような悲劇は一刻も早く解消しないといけないのである。
開発時にはできるだけ実車に近づけるために、自動車型の箱の中に入って操作するようなものにすればいい。そこにハンドルやブレーキ、シフトレバー、方向指示灯などが装備されていて、その周囲の壁に風景を投影すればいいのである。窓をすべて液晶画面にして、外の風景が映るような仕組みにしてもいいだろう。
もちろんゲームだからやればやるほど上達できる可能性がある。しかし、運転できないような高齢者は合格しなかったらすぐにあきらめるだろう。また高齢者に限らずペーパードライバー研修とかにもこのシミュレーターは使えるはずだ。
オレが想像するのは「電車でGO」のような感じでゲーセンにこのシミュレーターが設置されることである。そこで高齢者たちが遊ぶようになれば、かなりの売り上げも期待できそうな気がするのである。
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