2019年11月20日(水) |
やっぱり日産幹部は馬鹿です |
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今のミニバンでよく売れてるのはトヨタの「アルファード」とか「ベルファイヤ」というグリルの大きいいわゆる「DQN顔」のクルマである。それはそういうクルマを欲しがる人たちにDQNというかヤンキーが多かったからであり、これらのクルマはそうした連中の好みを反映して、マイナーチェンジのたびにフェイスリフトを繰り返してよりDQNレベルを上げてきたのである。
しかし、少し前までは一番よく売れているミニバンは日産セレナだったらしい。確か5ナンバーのサイズもあったと思う。そうした世間の流行に流されずに、比較的おとなしめのフェイスを維持してきたというイメージだった日産セレナが、2019年の夏にマイナーチェンジして顔を変えた。なんと日産もトヨタにならってセレナの顔を変えて、なんとグリルを巨大化させDQN顔にしてしまったのである。ほんまに「アホか!」と思うような変更である。巨大なメッキグリルのあのいかつい感じはまさに「DQN御用達」なのである。
オレは巨大なミニバンが嫌いだ。日産エルグランドとかトヨタのベルファイヤとか、運転していて迷惑に思った記憶ばかりである。そういうクルマを選ぶやつというのはたいてい自己顕示欲の塊であり、「デカい車に乗ってるオレは偉い!」と変に傲慢なのである。ホンダ・S660というつつましい軽自動車に乗ってるオレにとって、体当たりされたら絶対に負ける巨大ミニバンというのは恐怖の対象でしかなかったのである。
そうしたミニバン市場にあって、セレナというのはどちらかというと良識派であり、ファミリーユースのため、堅実に実用本位で買い求められるクルマというのがオレの認識だったのである。だからそこそこ売れていたのである。きっと同様に考えたユーザーも多かったのだろう。
しかし、この8月のマイナーチェンジで、セレナの上位モデルである「ハイウェイスター」は巨大なメッキグリルのいかついフロントフェイスになってしまったのである。アルファードやベルファイヤの仲間入りしてしまったのだ。
日産にはエルグランドというDQN専用ミニバンがある。ちゃんと日産愛好者の中で住み分けが行われているとオレは思っていた。そしてミニバン愛好者が全員DQNではもちろんないわけで、非DQNのミニバンユーザーのために日産セレナは大切な役割を果たしていたのである。
さて、今回のDQN化、いやマイナーチェンジの結果だがやっぱりオレの予想通りにセレナの売れ行きは芳しくないそうである。そのため大幅値引きも起きているらしい。そうなるとますますDQNたちの天下である。
日産というのはモデルチェンジがへたくそだ。そして、「前の方がよかった」という声を必ず聴くのである。その最たるものがプリメーラである。初代プリメーラはBMW3シリーズのような端正なセダンで、5ナンバーサイズで作られていて実によくできたFFセダンであった。二代目もその流れを踏襲していたのに、3代目になって3ナンバー化けしてケツが垂れてデカいぶさいくなスタイルになり不人気車の代名詞のようになってしまい、そのまま消えていった。
人気を失ったセレナはどうなっていくのだろうか。ノートeパワーが好評だったのでセレナにもeパワーのエンジンの設定はある。しかしとんでもなく高価である。ノートが売れてるのは安いからであり、クルマの基本性能がいいわけではない。実際にオレはノートを運転したことがあるが、自分のクルマにしたいとは全く思わなかったのである。
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