2019年10月15日(火) |
いまこそほくほく線を活用だ! |
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台風19号のために水没して北陸新幹線の車両の1/3が失われ、復旧のめどもたっていないし、車両の新造にもかなりの時間がかかる今、東京から富山や金沢に移動する手段として、かつて使われていた北越急行ほくほく線を今こそ活用すべきである。
北陸新幹線開業前、上越新幹線の越後湯沢から直江津経由で北陸本線へ、このほくほく線を経由する在来線の特急はくたかが運行されていた。定期列車は13往復あり、福井まで乗り入れてるものもあった。東京駅から越後湯沢経由で金沢まで、最短で3時間40分台で結ばれていたのである。今、北陸新幹線が機能不全に陥ったのを解消するためにはもう一度それを復活させればいいのである。今こそ北越急行ほくほく線に速達列車を走らせればいいのだ。何しろほくほく線は時速160キロで営業運転できる日本唯一のスーパー狭軌なのである。それを活用しない手はない。
JR東日本は長岡・直江津間にノンストップの臨時快速を一日3往復走らせることを発表した。当面は10月17日までの運行とされてるが、北陸新幹線の復旧が遅れれば運行期間は伸びるだろう。しかし、長岡経由のJR東日本のルートよりも、ほくほく線経由のルートの方が距離も短いし所要時間も短いのである。
北陸新幹線の復旧なんて急がなくていい。不通の間に北越急行はほくほく線経由の臨時快速を増発して稼ぎまくればいいのである。JR東日本のボンクラどものせいで失われた新幹線車両の中にはJR西日本所有のものも混じっていた。しばらくJRの連中は不毛の責任のなすりつけあいをするのだろう。JR西は「なんでうちの車両だけでも避難させてくれなかったんだ馬鹿野郎!」と文句を言うかも知れない。どうせJR東日本の無責任な幹部は車両の賠償なんかしてくれないだろう。ここで北越急行が漁夫の利を得ればいいのである。
特急はくたかというドル箱を失って北越急行は大幅に売り上げが減った。こで商機を逃したら駄目である。今が絶好のチャンスなのだ。今こそJR東日本とは違うというところを見せないといけないのである。JR九州が不利な状況下で営業努力を重ねて黒字化したこととか、JR東海が東海道新幹線でぼろもうけしてることとか、JR東日本が首都圏で荒稼ぎしてることと比べて、3セクの鉄道会社はどこも存在感がない、ここは劇的に稼ぎまくれるような手を打たないと駄目である。今こそほくほく線の出番だぜ。
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