江草 乗の言いたい放題
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2019年08月29日(木) アマゾンに頼るな!        ブログランキング投票ボタンです。いつも投票ありがとうございます。m(_ _)m 携帯用URL by Google Fan




 アマゾンに頼るなと言っても通販で買うなということではない。オレが言いたいのは密林の方のアマゾンのことである。今アマゾンの熱帯雨林が燃えている。この森林火災だが、実はブラジルはアマゾンを開発したいのだとオレは思っている。そこが世界のために必要であるかどうかはブラジルの人間には全く関係がない。ブラジル政府にとって必要なのは森林を開発して牧場や農地にしてそこから富を生み出すことであり、ただの熱帯雨林には何の価値もないし、そこで暮らしている森の民を保護する気も全くない。だから野焼きも取り締まらないし、おそらくアマゾンの熱帯雨林なんて消滅してもいいと思ってるのだろう。

 そうなると日本はどうするべきなのか。オレはやはり酸素の自給自足が大切だと思うのである。日本は降水量が多くて、ほっとけばどこでも森林になるような気候である。ところが大都市は緑が少ないし、海には植物がない。だったら都市の緑化を極端に進めることと、EEZ内に多くの浮島を作ってそこを緑化するのである。日本近海の海をどんどん緑化してしまえばいいのである。

 洋上に固定式のイカダを設置してそこを森林にするという方法で森林面積を稼ぐというのはどうだろうか。また工業的に光合成する仕組みを実用化できないものだろうか。アマゾンに任せないで自前で酸素を作り出すという方法で対処できないものだろうか。

 海外の砂漠の緑化にも積極的に乗り出せばいいのである。ゴビ砂漠の緑化とか、サハラ砂漠の緑化、そしてアラル海に大量の海水を引き込むプロジェクトを企画してそこに出資するのだ。大量の海水をどうした地域に流し込めば、もしかしたら地球温暖化による海面上昇をほんの少し緩和できるかも知れないのである。

 中国やインドのように人口の割に緑地面積の小さな国はおそらく酸素自給率が低くなるだろう。ところが日本は自前で酸素を作るだけの技術も環境も準備されている。植物は室内でも栽培可能である。都市の屋内緑化という方法も考えられるだろう。

 アマゾンに頼らない酸素供給計画を今のうちに世界各国は考えるべきだ。アマゾンは世界のためにあるのではなくて、そこをどうするかはその土地に住む人間が決めることである。すべてを開発したいともしもアマゾンに領土を持つ国家が希望するのなら、その決定に従うしかない。

 都市の緑化のために何をすればいいのか。少なくとも今の東京や大阪の緑地面積が圧倒的に不足してるのは間違いない。大阪駅の北ヤードの開発計画の中で、橋下徹さんはそこを緑地にするという案を持ち出して、ゼニの亡者のような連中から総スカンを食らってしまったが、そこを緑地にすることで周辺の価値が上昇するわけだから橋下氏の考えは間違ってなかったとオレは思うのである。

 アマゾンに頼らないでなんとかするために、日本は知恵をしぼらないといけない。
 


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