2019年08月14日(水) |
高校野球のナイター化を! |
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炎天下で野球をやらせるのは虐待である。オレは高校野球をそのように受け止めている。どうしてあんな行事を現代に続けているのか。熱中症で試合中に死者が出るまで継続するつもりなんだろうか。死んでからでは取り返しがつかないのである。いくら炎天下の連中で体を鍛えてるとはいえ、不慮の事故は起きる可能性がある。地方レベルではすでに死者が出ていて、高野連が隠蔽してるだけかも知れないのだ。
オレは野球が好きだ。しかし、甲子園での高校野球の観戦には絶対に行きたくない。冷房の効いたリビングで観ているほうがはるかに快適だからである。あの暑い中でプレーをする高校球児も、そして観戦する観客にとってもあそこは焦熱地獄なのである。
どうして高校野球を夜に開催しないのか。少なくともナイター設備があって真夜中でも使用できる以上、全く問題ないと思うのである。どうしても昼間にやりたいのならば甲子園開催をあきらめて、会場を福岡のヤフードームとか大阪の京セラドームにすべきである。札幌ドームというのもいいかも知れない。
別に「甲子園」というブランドを聖地にすることなど不要だとオレは思っている。だから開催地には全くこだわりはない。現在のままの開催地を維持したいのならば夜間開催しかないというのがオレの感想なのである。
8時台の第一試合の開始時間を16時くらいにしたら、4試合を10時間程度でやるとして深夜2時には終わることができる。乗客の利便性は阪神電車の運転時間を延長して対応可能だし、その期間中だけ関西の鉄道は深夜に臨時便を走らせればいいのである。
先発投手の投球数を100球に制限するとか、高校球児の健康を守るために小手先のさまざまな対策が考えられている。しかし、最大の問題点は炎天下の昼間開催ではないのか。夜間開催にすれば現行の多くの問題点が一挙に解決するのである。
もちろん高校野球が夕方から深夜になれば、夜のゴールデンタイムのテレビ番組が影響を受ける。しかし、ゴールデンタイムに高校野球を放送すればいいのである。視聴率が稼げる番組ならいくらでもスポンサーはつく。NHKには放送から撤退してもらえばいい。そもそも朝日新聞社とか毎日新聞社が主催している高校野球をどうして無関係のNHKが放送するのか。広く国民から受信料をぼったくるということの意味は、一部の人の興味にだけ関係するような番組を放送するなということなのだ。野球に興味がない人も多いのに、なんでNHKで放送するのかということである。以前にNHKが松井秀喜の出てるアメリカ大リーグの試合を実況中継していた時にオレは批判した。そういう無駄なゼニの使い方をするNHKにゼニは払いたくないのである。NHK役員の超高額報酬も気分悪いのである。
テレビ局にとっても有利なように高校野球を活用するなら、いっそ真夜中から明け方という時間帯に開催すればどうだろうか。そこで視聴率がとれることになればスポンサーもつくだろうし、NHK−Eテレなどのように深夜に放送休止している時間枠をなんらかの形で活用することも可能である。まあオレは今のNHKの在り方には反対してるのでこれを機に議論が盛り上がればそれでいいのである。
死者が出る前に高校野球の昼間開催の中止をぜひとも検討してもらいたいのである。
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