2019年08月10日(土) |
オレは大村知事を罵倒する |
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愛知県の大村知事が津田大介と組んで企画した「表現の不自由展」に関して、その展示内容に対する疑念を訴えた職員がいたが、大村知事は黙殺して企画を強行した。結果として多くの批判を受け、炎上したことで展示は中止されたわけである。少なくとも公的補助によって実施されるこのような展示の中に、政治的な主張を盛り込んだものであるとか、観た人を著しく不快にするようなものはふさわしくなかったという点でオレは大村知事の行動に対してかなりの不快感を感じている。なんであんたはそんなことが判断できなかったのか、あるいはそれをわかって強行しようとしたのかと。
この一件に関して、大阪府の吉村洋文知事は8月7日の定例記者会見で、国際芸術祭「あいちトリエンナーレ2019」の実行委員会会長を務める愛知県の大村秀章知事について「辞職相当だと思う」と述べたという。「辞職相当」はかなりきつい表現だが、もしも大村知事に津田大介と一緒にその企画を政治利用したいという意図があったのだとしたら、オレは即座に辞職すべき事案だと思っている。少なくとも韓国が反日プロパガンダのために世界中に建てているものを、税金を使って日本国内で展示するなんてあまりにもばかげているからだ。これではまるで愛知県が「反日活動推進自治体」であるかのように世間が受け取っても仕方がないからだ。
この指摘に対して、大村知事がとるべき態度は少なくともそうした疑念を払拭するための弁明であり、その展示の正当性を堂々と訴えて議論することではなかったか。愛知県議会から今後起こされるであろう知事への責任追及に対してなんらかの見解を示すべきではなかったのか。
ところが大村知事の答えは、何の反論にもなってない人格攻撃であった。吉村知事に対して「吉村知事は表現の自由を理解していない。そんな人が知事なら大阪府民が哀れ」という意味の発言で返してきたのである。こんなことではそもそも議論が成立しない。なんでまともに議論できないのか。これではまるでお隣の国のあの大統領と同じである。
愛知県といえば、実は日本でも有数の「ディベート王国」である。東海高校というディベートの名門校があり、全国大会の東海地区予選ではいつもかなり高いレベルの議論が行われているのである。その愛知県の知事がこんなレベルの低いオッサンなのである。愛知県民はそんな馬鹿を知事に抱いてることが恥ずかしくないのか。オレはそれを心配しているのである。
吉村知事、そして大阪府民、大阪府民のひとりであるこのオレまでも不愉快にさせた大村知事の発言をオレはとうてい容認できない。吉村さんが知事であることで府民がかわいそうだというのならば、それは府知事選挙で吉村さんに投票したすべての有権者に対する暴言である。大阪府民はこぞってこの不愉快な発言に対して抗議の意を示すべきである。オレは大阪府民の一人として、「愛知県との断交、愛知県民の転入禁止、愛知県出身者の大阪府立大学への受験禁止」などの徹底した抗議を示すべきである。大阪府内での「愛知フード」の提供禁止も行うべきだ。きしめん、ひつまぶし、手羽先などの提供を全面禁止して「反愛知」の態度を明確にしないといけない。大村知事が大阪に出向いて、大阪府民の前で土下座して失言をお詫びするまで、大阪は徹底的に「反愛知」を貫くべきなのである。
名古屋大学に進学したオレの教え子たちはみんな口をそろえて言う。「食い物は大阪が最高ですわ」他地域からうっかり名古屋大学に進学してしまった者たちは基本的にみんな後悔しているのである。こんな後進地域であり文化的に閉鎖的な街であるとは思わなかったと嘆いているのである。ただ、そんなことはどうでもいい。名古屋の食い物がまずいことまでは大村知事の責任ではない。オレは大村知事に大阪府民を愚弄した発言のことをただ謝罪してもらいたいだけである。
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