2019年07月25日(木) |
山本太郎は総理を目指すべきである |
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「れいわ新選組」は2議席しかとれなかった。特定枠を2議席使用したので山本太郎党首は議員になれなかった。彼は次に行われる衆議院選挙に当然のように出馬してくるだろう。そして集まった寄付金と、参議院議員2議席に対する政党助成金を選挙資金にして多くの候補者を立てて参戦してくるだろう。
各地の比例区、そして小選挙区合わせて100程度の候補者を立てて選挙戦を戦ってくるだろう。それで多くの議席を獲得した時に野党はどうするだろうか? あの日本新党が大量に議席を獲得した時、細川護熙首班指名に結集できたように、きちっと連携して山本太郎を首班指名できるだろうか。
オレは日本の政治はこのまま終わると思っていた。格差が拡大して少子高齢化の中で滅びていき、竹中平蔵のような売国クソ野郎が、無教養で無知な安倍晋三をうまくだまして日本国の富を世界に売り飛ばし、そうして滅びていく姿を眺めつつ老人になっていくのだと絶望していた。しかし、全く別の可能性が生まれ来てたのだ。
金持ちからしっかりと税金を取り、貧しい人々のために財政出動する。若者が希望を失って死にたくなるような国の未来を変えたいという彼の描く未来の日本の姿をオレは支持する。
もちろん今の体制を守りたい連中や、利権にしがみついてる連中、そして課税され金持ちどもは必死で阻止しようとするだろう。天下り利権に切り込み、防衛庁の不正な支出を告発しようとした民主党の石井紘基議員は右翼に殺された。オレはこの暗殺の背後には自民党の大物政治家がいたと憶測している。山本太郎もおそらく勢力が拡大すれば狙われるだろう。
自民党にとって本気で政権を取る気もない枝野なんかまったく怖くないのである。それよりも山本太郎の方が100倍警戒しないといけない敵なのだ。今選挙に無関心な人たちがもしも投票するとしたら、それは自民党ではなくて山本太郎に入るからである。52%もいた棄権した人たちの票が結集されれば、山本太郎はすぐに天下を取れるのである。
今回の参議院選挙で、自民党支持層は自民党に入れた。山本太郎に入れたのはもともとの野党支持層と浮動票である。自民党支持層は今後も永久に山本太郎には入れないだろう。だから彼は政治に無関心な若者に呼びかけ、やる気のない野党の支持層や、創価学会員の中の良識派に訴えたのである。
かつて橋下徹というポピュリストがいた。彼は維新の会を結党したもののそこから離脱してしまい、政治の世界からは距離を置いている。その橋下とは真逆の立場で登場したのが山本太郎である。行政改革を進めて政治をスリム化し、無駄をなくして税金の余剰を生み出そうとするのが橋下徹だが、山本太郎は公務員を増やして雇用を安定させ、大胆に財政出動して景気を回復しようとう方向性である。江戸時代でいえば橋下徹が徳川吉宗であり、山本太郎は尾張徳川家の当主だった徳川宗春である。倹約令を出した吉宗に逆らって経済振興によって景気を良くしようとした宗春は幕府から強く叱責され、隠居させられたが彼の政策は正しかったとオレは思っている。
安倍晋三によって政治の世界はウソと忖度に塗り固められ、国会は嘘つき官僚たちの恥知らずの発言によって議論の場ではなくなった。顕かなウソを言った瞬間に頭上からバケツ一杯の冷水がぶちまけられる仕組みをオレは国会に導入してほしいと思っている。国会中継に国民が注目し、そこで丁々発止のやり取りが繰り広げられるのを期待している。山本太郎よ、くれぐれも暗殺には注意して防弾チョッキや防刃ベストをいつも着ていてくれ。絶対に自民党は卑怯な手を使ってくるからだ。
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