2019年07月21日(日) |
こんな安定政権はクソだ! |
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自民党・公明党が大勝し、改憲に必要な2/3には届くかどうかは微妙だが、消費税10%は確実になった。自民党公明党の(クソ)候補達は「安定か混乱か?」の二択で自分たちへの投票を訴えたという。貧富の差が固定し、貧乏人はますます貧乏になり大企業は中小企業から搾取して得た利益を内部留保したり役員報酬に回し、年金は削られ若者は奨学金の返済に追われて貧しくなり、非正規雇用の人たちは外国人労働者路の競争にさらされますます待遇が悪化していく。そのような状態で安定するということを約5割の投票所に足を運んだ有権者の過半数が選択し、投票所にも行かなかった人たちは今の状況を変えるためのなんの努力もしなかったのである。
国民のこの絶望と緩慢なる自殺をオレはただ見届けるしかないのか。どうして消費税増税を食い止めるために必死で投票所に足を運ばなかったのか。どうして太田房江や杉久武という「消費税値上げ」勢力に多くの大阪府民が投票したのか。おまえらそんなに税金を余計に払いたいのかとオレはあきれるのである。その一票の意味が分かってるのか。
公明党の斎藤幹事長は「消費税値上げについて国民の理解を得たと思っている」と語っている。この投票結果を見る限りでは投票した人の過半数は「消費税値上げ」に賛成だったわけであるから斎藤幹事長の発言はある意味当たっている。ここでオレは「消費税は上がってほしくないが、自民党に入れるぜ」という究極の馬鹿の存在は想定に入れていない。そんな思考能力ゼロの馬鹿は存在そのものが迷惑である。馬鹿罪で逮捕してもらいたいほどである。
れいわ新選組以外の野党各党は「消費税廃止」まで腹をくくった主張を展開できなかった。せいぜい「消費税値上げ凍結」程度であったのである。そんな情けない覚悟で選挙に勝てるわけがないのである。つまり今回の参院選、野党は負けるべくして負けたのである。野党の候補者の中には、消費税値上げを推進する連合などから票をもらっている関係で消費税を争点にしたくなかった者も多かったのである。なんで戦わなかったのか。本気で勝つ気がないからである。
選挙戦のさなかに韓国との関係悪化ということが起きたのも自民党には追い風となった。オレから見れば河野太郎なんて駆け引きのできない馬鹿大臣なんだが、少なくとも韓国に対する強硬な態度は「やっぱり外交は自民党にさせないと」というふうに多くの有権者が誤解したのである。北方領土の問題や竹島問題などを見れば、自民党の外交戦略が失敗していることは明らかである。ロシアにゼニは貢いでも何も得られないことは最初から分かり切ったことである。実際にロシアはフィンランドやポーランドに対しても戦争で一方的に領土を奪って住んでる人間を追い出してきた。同じことを国後島や択捉島に対してもしているだけであり、まず最初にそこを指摘すべきなのである。国後や択捉が日本固有の領土であることなどプーチンやロスケどもはなんとも思ってないのである。ロシアから見れば領土は武力で奪うものであり、捕虜は虐待するものであり、占領地の女性は自由に強姦してもよい対象である。日本とは価値観が全く違うのだ。
オレは比例区はれいわ新選組を期待して「山本太郎」と書いた。彼の活躍で退屈な国会をエキサイティングなディベートの場にしてもらいたいのである。いつかは彼のような国士に政権を取ってもらいたい。彼は「国民主権」を強く主張した。今の政治が国民主権ではなく大企業や金持ち主権であることに大多数の国民は気づかずにその一票を行使しないで家で寝ているのである。
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