2019年07月02日(火) |
コンビニ元締めはやっぱりクズ |
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オレはよくコンビニを利用する。そして必ずクレカで支払いする。楽天カードで楽天ポイントを貯め、ファミマではTポイントを貯める。それらのポイントというのはすべて元締めが負担してくれているのだとオレは思っていたがどうもそうではないようである。加盟店はポイント分も負担しないといけないらしい。つまりオレが行きつけのコンビニで楽天カードを出せば、そのコンビニの利益はオレがもらったポイント分減ってしまうということなのだ。
オレはおにぎり100円セールのカラクリを知って腹が立った。コンビニが実施するおにぎり100円セールでは、納入業者は値引きを要求されるらしい。つまり、元締めは全然自分の腹を痛めずに100円セールができるのである。ひどいじゃないか。それ以降、オレは100円セールでも無視することにした。こんな理不尽なやり方に加担するわけにはいかないのである。
カップ麺や弁当を買った時に着けてくれる割り箸、あれも実は元締めではなくて加盟店オーナーの負担だそうである。そういうサービスはすべてオーナーに押し付けられ、元締めはなんの負担もしないのだという。ひどいじゃないか。
オレはこの仕組みと同じものがかつての奴隷労働の世界に存在したことを思い出した。それはまだ売春防止法がなかったころに日本中に存在した旧赤線である。そこで働く女の子はさまざまな名目でお金を巻き上げられた。行為の後で汚れの処理に使う落とし紙も、店側の負担ではなくて女の子が負担させられたのである。衣装代も避妊具もみんな女の子は自分で買わされていた。つまり部屋を貸してもらってるだけの個人事業主のような状況であったわけだ。
それと同じことを今はコンビニの元締めがオーナーに対してやってるのである。あまりにもひどいじゃないか。少なくともこのようなビジネスモデルはきちんと規制して取り締まるべきである。
セブンイレブン創業者はどのような思いでコンビニという文化を日本に根付かせようとしたのだろうか。元々はきちんと高い志を持っていたのではなかったか。それが二代目、三代目となって、いつのまにか利益優先主義になってしまい今のような巧妙な搾取の構造ができてしまったような気がするのだ。
もしもオレがセブンイレブンの社長ならば、オーナーを大事にするまっとうなコンビニになることで、ローソンやファミマのオーナーを引き抜いて勝ち組を目指すだろう。「うちに加盟したほうがオーナーの取り分がはるかに多いです」とアピールし、どんどん他社のコンビニから鞍替えさせ、そのうえで他のコンビニチェーンの搾取の構造を激しく非難して(←実は偽善者)、そのうえでコンビニ業界の覇権を目指すだろう。
残念ながら今の大手コンビニチェーンのそれぞれの社長は、オレに比べればはるかに凡庸なクズばかりなのでそんな戦略を考えることもできない馬鹿なのである。そして、コンビニ元締めの中の人にまっとうな人間が一人もいないことで今のビジネスモデルは成立してるのである。実に情けない話である。全員がカスだからやっていけてるのだ。ひとりでもまともな人間がいれば業界は劇的に変わるのに、そのひとりのまともな人間もいないほど人材の枯渇した世界、それが大手コンビニなのである。こんな業界にもう未来はない。いつまでもそのことに気づかないセブンイレブンの社長あたりは、オーナーを過労死に追いやったという理由で未必の故意による殺人罪で立件すべきだとオレは思っている。
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