2019年05月20日(月) |
老人に身分制度を! |
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池袋の暴走事故を起こした87歳の加害者の老人が逮捕されなかった理由として「上級国民」という言葉が話題になった。オレはこれが事実かどうかを検証することはできないが、上級国民になれる資格について考えてみた。
たとえば老人になったらもらえる年金だが、これを「オレは金持ちなんでいらない」と断るような老人はいないのだろうか。年金に関しては次の3種類の場合が想定できるのである。
1、高齢でも収入源があり、年金などもらわなくてもいいという老人
2、年金が主たる収入なので、もらわないと生活できないという老人
3、年金を掛けてこなかったので受給資格もないが、貧しいので生活保護をもらう老人
この3つの老人をそれぞれ、上級老人、中級老人、下級老人というふうに名付ければどうだろうか。そしてそれぞれにふさわしい公民権を与えるのである。上級老人は選挙の時に2票行使でき、下級老人には投票権がそもそもないという仕組みをオレは提案したい。そして3の下級老人にならないように、きちっと納税したうえで年金掛け金を払えということを国民に訴えるのである。
高齢者になって貧しくなることはどこまでが自己責任だろうか。たとえば酒やギャンブルに収入のほとんどを使い果たし、年金掛け金も払わなかったという老人の場合は明らかに自己責任だとオレは思うのである。もちろん病気などで働けず、収入が少なかったので年金掛け金を払えないという場合は存在する。しかし、それはきちっと届け出ることで免除や猶予の仕組みがある。「知らなかった」という理由でそうした制度を利用しないのは本人の側の責任だとオレは思うのだ。
非正規雇用で収入が少ないのに年金掛け金まで払えないということもよく聞かれる。このあたりはかなり誤解されてる部分も多いのだが、正社員の場合の手取りが少なくてもそれは厚生年金などの支払いが控除されてるからであり、非正規雇用でそれらを払うことに比べれば決して少ないとはいえない場合がある。ここは国が「非正規雇用」を増やしてきた政策的な誤りも大きいわけで、雇い止めなどの卑怯な方法で正社員化を阻んだことがバレた企業に対しては超高額の罰金を取るべきである。大学が非常勤講師を雇い止めするとかいう事実はどんどん公表して、その大学がクソだということを世間に知らせ、受験生が減ってしまうように評判を落とすべきなのだ。「卑怯な大学」というレッテルを貼ればいいのである。
年金支給年齢を70歳まで待てる人というのはごく一部だろう。そういう方の中にはもうもらわなくてもいいという方々もいるはずである。そこにこの身分制度導入によって「上級老人」という名誉ある称号のために年金を返上する方が増えればと思うのである。名誉老人には名誉老人バッジなどを支給し、交通事故などの際も、池袋暴走事故の飯塚元院長のような「上級国民」の扱いを受けるということにすればいいのである。
こんなふざけた制度を導入すると、きっと勘違いして「オレは上級老人だ!」などとほざく傍若無人なクズが出そうである。そんな迷惑な輩は年金不支給のままで下級老人に落としてやればいいのである。一方、下級老人でもボランティアなどの善行や功徳を積めば中級や上級になれるようにすればいい。そして身分審査は2年に一回行われるという仕組みにし、老人階級章を身分証明書として通用するようにすればいいのである。
今日の日記を読んでお怒りになる方もおられるだろう。これはネタとして書いてるのである。小説などでこういう話があれば面白いという感じでふざけてるのである。どうかまじめに怒らないでもらいたい。
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