2019年05月18日(土) |
ゲームセンターに運転ゲームを! |
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今、ゲームセンターには老人が多い。派手なアクションの不要なコインゲームをのんびりとプレイしているのが目立つ。とにかく田舎のショッピングモールにある場末のゲーセンは老人ばかりなのである。そこには若者向けのゲームももちろんあるわけだが、そういうものに老人は対応できていないのである。もちろんオレにもわからないのである。
そのゲーセンのマリオカートなんかを眺めていて思うのは、それが実際の運転には役立たないことである。どうして実写映像などを駆使した運転ゲームがないのだろうか。
オレがぜひともゲーム屋に開発してもらいたいのは、リアル運転シミュレーターのゲームである。通常の運転のような画面が表示され、実際の車と同じくハンドルやATシフトレバー、ブレーキやアクセルペダルを操作するという感じにすればいいのである。
プレイする人はICカードなどで自分の成績を登録できるようにして、カードは代理プレイ不可なように写真入りにする。そうして正しくて安全な運転技術を試させるのである。
通常の市街地走行モードでは横断歩道で一時停止したり、子供が飛び出したりさまざまな局面で対応できるかを試される。そしてもっと高度なモードでは、あおり運転車や逆走車が出現するという風にすればいいのである。また、人をはねたり、他のクルマに接触したらその時点でゲームオーバーになることにすればいい。ゲームを継続するためには人をはねずに走り続けないといけないのである。
国はこのゲーム開発に補助金を出せばいい。複数社に競わせてもいい。そしてすぐれたゲームは市場が評価してくれる。面白いと評判になればみんな競ってプレイするだろう。そうしてプレイした結果を登録したカードは、免許更新時に提出できれば認知症検査などを不要にするということにすればいいのである。医師の診断が必要だったり、高齢者講習の教習所の空きがなかったりなどで首都圏ではかなり高齢者の免許更新にトラブルが起きている。しかし、このゲームを登場させればそうした問題は一挙に解決するのである。
以前に「電車でGO」というゲームがブームになったことがあった。特に高度な技を要求するのではない。正確で安全な電車の運行ということがゲームの要素になったのである。だったら自動車運転でも同じようなゲームが作れるはずである。今なら絶対に大きな需要がある。運転に不安を抱く高齢者たちを、ゲームを通じて訓練させることができるわけで、このゲームは事故そのものを減らすことに役立つのである。
一刻も早くこの運転シミュレーターを作ってゲーセンに設置し、その登録カードのハイスコアが一種のステイタスになるように人々を洗脳すればいいのである。もしもゲーセンにそういうゲームが登場すれば迷わずオレはプレイしに行くのである。
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