2019年02月25日(月) |
政治における民意とは何か? |
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辺野古の基地建設の可否を問う沖縄県の県民投票で、7割以上の人が基地建設に反対という票を投じた。この結果に対して安倍晋三は「真摯に受け止める」といつものように嘘をついた。彼が「真摯に受け止める」と答えるときはいつも「そんなものは無視」というのが本心である。いつもウソしか言わないクソ総理は、ロシアとの領土問題に関しても、森友学園や加計学園の疑惑に関しても、厚労省の統計偽装問題に関しても、常にウソしか言わなかった。福島原発の汚染水は完全にコントロールされているという大ウソをついて東京五輪の誘致を決めた。
オレはすべての国民に問いたい。あなたがたは今から74年前に、沖縄で日本本土防衛のために地上戦が行われ沖縄県民の1/4が犠牲となったことを知ってるのか。その沖縄県に多くの米軍基地が押し付けられ、さらに辺野古に新たな軍港が建設されることをなんとも思わないのか。そのために投入される税金が2兆5000億円になることを知っているのか。
沖縄県民の多数が反対し、しかも多くの税金が使われる「辺野古軍港建設」を安倍晋三は「絶対にやめない」と主張している。日本国民はそれを支持するのか。あなたが自民党や公明党に投票するということは、沖縄県民のこの意志を踏みにじり、県民のいやがる施設を無理やりにおしつけようとすることだ。人の嫌がることを無理やりおしつけるというのは「いじめ」である。つまり自民公明への投票行動は、沖縄県民に対して集団で行っているいじめみたいなものである。そんな理不尽なことをあなたはしているのだ。どうしてその恥ずかしさに気づかないのか。
どうして安倍晋三はこの基地建設がしたいのか。それはこの土木工事が巨大な利権だからである。工事にゼニがかかればかかるほど、そこから自民党の議員に還流するゼニも増える。土木工事というのは利権の巣窟である。かかった工事費の1割は自民党議員にキャッシュバックされるので、2兆5000億円の辺野古軍港建設によって自民党には2500区の裏金が転がり込むのである。もうウハウハで笑いが止まらないのである。
この愚行を止めるることができるのは日本国民の意志だけである。辺野古軍港建設をやめさせるためには、自民党を選挙で負けさせるしかないのである。2兆5000億円もかけて沖縄のきれいな海に赤土交じりの土砂を投入して海洋汚染するような馬鹿な事業は絶対に阻止しないといけないのだ。そのために絶対に次の国政選挙では自民党を敗北させないといけないのである。
そしてオレは公明党にも言いたい。いつからあんたたちは自民党の犬になり下がってしまったのか。昔は平和を愛し、憲法の精神を守るリベラルな党じゃなかったのか。いつから庶民の敵になって、大企業や大資本の走狗になってしまったのか。創価学会を支える多くの庶民の気持ちを裏切るようなことをしていて恥ずかしくないのか。貧富の差がどんどん拡大し、不動産を所有していたり株式投資をしている富裕層だけがどんどんその資産を拡大し、その一方で非正規雇用が増えて労働者の平均賃金は下がってしまった今の世の中をあなたがた公明党支持者はよしとしているのか。
日本の国土防衛のためには何の役にも立たないイージスアショアをどうしても作りたいならアメリカがゼニを出せばいい。どうしてその建設を急ぐのかといえば、北朝鮮の非核化が実現すれば不要になるのでその前に着工したいのである。そんな無駄なことのためにゼニを使うのと、国民の福祉のために使うのとどちらが大事なのか。自民党の連中には無駄遣いのほうが大切なのである。
民主主義とは何か。それは民意を政治に反映することだ。沖縄の民意とは何か。それは新たな軍港を作らせないことだ。普天間基地が危険だというのなら、周辺住民をすべて移転させるだけのゼニを出せばいい。2兆5000億円どころか、せいぜい3000億円くらいで片が付くだろう。そのほうがはるかに安上がりだぜ。
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