2019年02月23日(土) |
小中学校にスマホ持ち込ませるべきか? |
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文部科学省が小中学校への児童のスマホ持ち込みを認めるかどうかという方針で揺れている。地震の時の緊急連絡などで必要であるということも事実である。オレはどちらかというと持ち込みには賛成なんだが、ただ校内での休み時間の使用を認めるということではない。あくまで緊急連絡用であり、ふだんはカバンの奥底にしまっておくということである。通学の距離の長い高校なら絶対に必要だろう。
ただ、小中学校はどうか。公立の小中学校の場合は徒歩で通学可能なところなので、保護者との緊急連絡といっても住んでいるのは同じ地域である。だからオレが想定する「緊急連絡」というのは電車通学の場合である。だから公立中学では禁止でも、私立中学ではOKなどというふうに運用基準を考えるべきだ。
ただ、今の小中学校の学級崩壊の現状を考えた場合、カバンの底にしまっておくというルールは守られないだろう。小学生は必ず休み時間に使うようになるだろう。授業中にゲームするやつも出てくるだろう。そうしたトラブルが急増することは間違いない。そこで生徒から取り上げれば必ずモンスターペアレントが出現して、「使えなかった間の基本料金を支払え」などと言ってくるのである。
スマホ依存症の小中学生はものすごく多い。不登校の理由の一つとして、のべつまくなしにスマホに触れていて、学校に行くとスマホが触れないからというのもあるのだ。そういう理由で不登校になってしまう児童生徒まで救済する必要はないとオレは思うのである。そういうのはただ単にそいつがアホというだけの問題だからだ。
スマホは本当に便利である。そしてわからないことがあればググればたいてい解決する。通勤途中で見たカッコいい車の特徴を同僚に話すと、直後に「これですか?」とその写真を示してくれる。本当に便利なのである。
その便利なスマホなんだが、オレは小中学生に持ち込ませる云々よりも、まず「小学生のうちはスマホ持たせるな!」と言いたいのである。デビューは中学生から、そして必ず「ルールを守らないと取り上げる」ということを決めておく必要がある。まあそれ以前に子どもをきちっと叱れない親と、叱るのではなく虐待する親とがいることが問題なのだが。
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