2019年02月14日(木) |
もう男はいらない |
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子どもの虐待事件の報道があるたびにオレは悲しくなるのだが、そういう虐待をするのはたいてい男である。もちろん母親による虐待もないわけではないが、男親による妻の連れ子への虐待などは極めて多い。そういう事件を通してオレが感じることは「もう父親なんかいらない」ということである。いっそのこと世の中の母親が男なんかいなくてもわが子と安心して生活していけるように制度を作るべきじゃないかということである。
まず、子供を作って逃げる男を許さないことである。DNA鑑定の仕組みをきちっと整備して、生まれた子供は全員DNA鑑定を受け、情報が登録されるようにようにする。そして自分のDNA情報が受け継がれている子供がいるのに逃げているクソ父親からは、強制的に収入からゼニを取りたてするようにするのである。種まきばかりしていて逃げている男なら収入の9割を養育費に取られてしまうとかいうようにしてやればいい。強制的に養育費をもぎ取る仕組みを作るのである。
昔ブラジルでは小さな子供が大勢働かされていた。学校にも行けずにわずかな収入のために働かさせられる子供を救うために、女性の大統領は子育て中の母親に補助金を出して子供が学校に通えるようにした。その子供たちは知識を身に着けたレベルの高い労働者となって国を豊かにすることにつながった。男にゼニを与えてもギャンブルとかに浪費するだけである。それは日本でも同じではないか。
独身の男たちからゼニをじゃんじゃん巻き上げて、そのゼニを子育てする母親に還流するような仕組みが作れないかと思うのである。たとえ未婚の母であっても、不倫相手の子ができた場合でも、その子は社会がきちっと成人まで面倒を見てくれるような仕組みがあれば、女性は安心してどんどん恋愛して好きな相手の子供を作れるのではないか。婚外子への差別や偏見のない社会をつくることこそが大事なのではなかとオレは思うのだ。
今の婚姻制度なんてぶっこわしてもいい。結婚した人の半数が離婚してしまうような今の時代は、旧来の婚姻制度そのものが崩壊しているのである。家を守るためなどという理由で旧来の制度にしがみつく必要などもうないのである。そうして守り続けた旧家の多くが、もう後継ぎがいなくなったり。家そのものが放棄されてしまったりしてるじゃないか。オレの勤務する学校の近くにある白壁の大きな蔵があった旧家も、いつのまにか敷地の半分にマンションが建てられ、そのうちに立派なお屋敷も更地になって駐車場になっていた。その家にどんな歴史があり、どんな貴重な古文書がその蔵にあったのかわからない。しかし大阪市内の便利な場所であるというゼニの魅力にはそんな価値などふっとんでしまったのである。もう守るべき家やご先祖さまなどどんどん失われていくのが時代の流れなのである。
男なんかいらなくても女性が子孫を残しているような社会にすればいいのである。男をただの搾取の対象にして、働かせてその稼ぎは全部国が巻き上げて、そこから子育てのために使えるように社会が来れば劇的に少子高齢化は解消されるだろう。未婚の母が生活に苦しむよう今のような世の中でいいのか。意に添わない妊娠をした女性が自殺を考えるようなことは間違っている。極端な話、大学に入学した女性が在学中に子供を産めば、その子供の養育費も学費も社会がサポートしてくれて、安心して学業も子育ても続けられるようなそんな世の中が必要であるとオレは思うのである。
この世に男なんか存在せず、女性だけで単為生殖できるならば世の中の性犯罪はなくなるのであるし、貧富の差やくだらない戦争も起きなかっただろうとオレは思うのである。男なんかがいるから人類の不幸ははじまったのだ。
極論だが、男なんかもういらない。これからは「女尊男卑」の価値観をどんどん広めて、男なんてただの種馬という程度に社会が冷遇して奴隷扱いすれば、今よりもまともな社会になるような気がしてならないのである。オレもいちおう男なんだが、いつも女性に迷惑ばかりかけている自分を情けなく思うのである。
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