2018年12月27日(木) |
新大学は「まいどおおきに大学」 |
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大阪市立大学と府立大学が統合する。さて、この新大学の名称がどうなるのかオレはとても興味がある。大阪府が大阪都になるのだから、とりあえず「大阪都立大学」でもいいのかも知れないが、それはあまりにも芸がなさすぎるのである。
大阪らしい大学名とはどんな大学名だろうか?
「まいど大学」
「まいどおおきに大学」
「なにわのたこ焼き大学」
「太閤秀吉大学」
「通天閣大学」
「あべのハルカス大学」
いくら大阪の人間にアホが多くても、さすがにこんなふざけた大学名には絶対にならないのである。オレは面白いと思うのだが、きっと大阪市立大学府立大学の同窓生は大反対するだろうし、あまりにもおバカなネーミングである。
この統合を主導したのが維新であることを思えば、彼らが自分たちの手柄を誇示するように「大阪維新大学」という名称にする可能性もある。政治活動に関与するという意味でそれだけは断じて阻止しないといけない。また、とあるSNS内で「南大阪大学」という名称候補を書かれていた方もいたが、それはあのハチャメチャな漫画「嗚呼、花の応援団」に出てくる架空の大学であり、日本一下品で情けない名称になってしまうのである。学生が来なくなってしまうのである。
今回の合併は、どちらかというと大阪市立大学に大阪府立大学が吸収されるという形で対等合併ではない。だったら新大学の名称は大阪市立大学の性格を反映したものが望ましいとオレは思っている。
大阪市立大学のキャンパス内には五代友厚の銅像がある。その理由は、大阪市立大学が多数の慶應義塾出身者や五代友厚ら当時の大阪財界有力者によって1880年に創設された「大阪商業講習所」および同講習所を改組して設立した市立大阪商業学校が源流とされるからである。
官立の商業学校としては東京高等商業学校(現一橋大学)、神戸高等商業学校(現神戸大学)の二校が最初に作られたのだが、大阪市はその設置争いに敗れた。結果的に大阪市は1901年に独自に商業学校を設立した。それが大阪市立大学の前身となる大阪高等商業学校なのである。1928年には旧制大阪商科大学となり、戦後の1949年に新制大阪市立大学がスタートしたのである。
さて、そういう伝統を踏まえてまともに考えるならば、そしてあくまで「大阪都」であることにこだわるならば、オレの提案は「商都大阪大学」である。これなら両大学のOBも賛成してくれるだろうし、東京にある「首都大学東京」という変な名称の都立大学との比較という意味でもふさわしいネーミングであると思うのである。
タイトルと違う結論になってまことに申し訳ないのである。しかし、変な題名をつけないと誰も見てくれないのである。これを「タイトルだまし」というのである。その昔、ニフティサーブというパソコン通信時代からオレがよく使ってきた卑怯な作戦なのである。
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