2018年12月16日(日) |
若者の票の価値を高めろ! |
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今、15歳以下の人口は1500万人程度であり、75歳以上の人口よりも少ないという現象が起きている。高齢者の人口はこれからも増え続けるが、若者は減り続ける。しかも若者の投票率は極めて低い。だからいつまでたっても若者の意見は政治には反映しないし、候補者は票を持ってる老人の方ばかり向ている。どうすればこの状況を変えられるのか。オレには名案がある。それは若者の票の価値を劇的に増やすことである。
たとえば平均寿命を85歳と仮定して、そこから現在の年齢との差をその人が投票した票の価値とするのである。そうすると20歳の若者は一人で65票持っていて、60歳の人は25票、85歳を過ぎた高齢者は、さすがにマイナスにするわけにはいかないので一人1票ということにすればどうだろうか。
これから長い時間を生きる若者ほど世の中のことに責任があるわけで、そういう若者の票を重くするという加重投票案をオレは提案したい。こうすれば老人の意見ばかりで政治が支配されている今の状況を劇的に変えることができるだろう。
もちろん計算方法など課題はあるだろう。しかし、投票券は住民票を持つ個人の家に郵送するものであり、その券にバーコードとか印刷しておけばいいのである。
国政選挙でいきなりするのは難しくても、規模の小さい自治体などでは実施可能な気がするのである。それによって政治に若者の意見は反映しやすくなるだろうし、少なくとも今の状況は劇的に変わるはずである。
若者を犠牲にすることでこの国の経済は崩壊してきた。結婚年齢がどんどん上昇したのも、少子高齢化になったのも、すべて若者を犠牲にした失政の結果である。若年者の非正規雇用を増やして長期の生活設計が建てられないようにしたり、教育費の高騰を放置して貧しい家庭が大学進学する機会を奪ったりしてきた結果が庶民を貧困にしたのである。
バイクが売れないという。かつてバイクを購入してきた若者はもうバイクを買わなくなった。今、バイク乗りは高齢者が圧倒的に多いのである。クルマも売れない。若者がドライブデートする文化がもう廃れてしまったからである。
若年人口の減少は未来の社会がどんどん先細りになっていくという不安につながる。かつての勢いのあった日本の高度成長を支えたのは、爆発的に増加した人口であった。マーケットが拡大することでどんどん経済が成長したのである。
これからの日本はどうなっていくのか。老人たちに牛耳られた政府で実効性のないくそみたいな政策ばかりが実行され、来年の消費税の値上げもポイント還元とかものすごくややこしい仕組みになってしまったのである。そして公明党はまた「商品券」というのを持ち出した。そんなもので景気をよくすることはできないのに、政治家には馬鹿しかいない上に公務員もカスばかりだから導入されてしまうのである。
もしも若者の票の価値が上がれば政治は劇的に変わるだろう。簡単に導入可能なのは一人2票制度くらいだろうか。投票所で30歳未満の者には投票券を2枚上げるなんて仕組みならあまり仕組みを手直しせずにすぐに可能である。どこかの自治体が実験的に導入可能なように公職選挙法を改正してくれよ。
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