2018年11月30日(金) |
JALは世界最低の航空会社である |
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クルマの飲酒運転は重大な罪である。飲酒運転による事故を単純に通常の事故と同じように処罰するという欠陥道路交通法によって、大勢の人殺しがたいした罰も受けずに野放しになっていた。それを改めようとして「危険運転致死傷罪」というものができたが、今度はその成立要件を難しくすることで抜け道だらけのザル法にしてしまった。飲酒運転の馬鹿全員に無条件に適用するということにしていればそもそもザル法にはならなかったし、飲酒運転を最初から殺人罪や殺人未遂罪で裁いていれば誰も不満はなかったのである。
そのクルマの飲酒運転どころではない飛行機の飲酒運転が、なんと常態化しているのが日本の航空会社だったようである。日本航空のロンドン発羽田行き便の副操縦士が、基準値の9倍ものアルコールが検知されて現地の警察に逮捕されるという事件が起きた。乗務の直前まで飲酒していたのに巧妙にアルコール検知器の検査もすり抜けていたという悪質なものであり、逮捕に至ったのは当然である。
今回のJALのパイロットに下された実刑判決を重いと思う連中は、そのまま乗務して事故になった時のことを考えていない馬鹿である。禁錮10か月ということだが、むしろ軽すぎるとオレは思っている。懲役10年でもいいくらいだ。ところが日本ではきちっとペナルティを科してくれないのである。おそらく同様のことで検挙されても罰金刑で済まされただろう。日本は世界の中でも特に刑罰の軽い国であり、与党政治家やそのお友達は基本的に殺人以外のたいていのことが無罪、汚職も脱税もやり放題の犯罪天国である。覚せい剤の運び屋の女子大生も法廷で泣けば免罪されるのだ。オレのようなまっとうに暮らしてる人間から見れば本当に「ふざけるな!」と言いたくなる情けない状況である。
日本航空は今回の飲酒操縦しようとした馬鹿を懲戒解雇し、常務前12時間の禁酒というルールを24時間に拡大するという。その決定を知って日航の社長はホンマモンの馬鹿であるとオレは確信した。12時間というルールでさえも破って直前まで飲んでるパイロットがごろごろいるかも知れないのに、それを24時間に拡大したらさらにルール守らないことが常態化するだけだろう。そもそも遵法意識の低いクズパイロットが大量にいるということが問題なのだ。そんなダメな会社は今すぐに廃業すべきだろう。
この飲酒フライトはJALだけではない。ANAの子会社ではついこのあいだの2018年10月25日に飲酒していて乗務できなくなった馬鹿のために5便が遅延した。スカイマークでも機長が飲酒しているという理由の遅延を起こしている。
もしかしたらパイロット不足の状況でアル中の人間も採用してるのだろうか。問題があることを承知でそのまま働かせてるのだろうか。もしもそうなら大変な問題である。世界の空港から日本の航空会社は締め出されることになるだろう。
JALもANAも、チェック体制を強化するという。しかし、酒が入っているヤツが飛行機を操縦してはいけないことは普通は言わなくてもわかるだろう。それが守れてなかったということは、この会社がダメな組織だったということである。おそらくこれまではそんなカスもみんな守られてきたのだろう。ルールを守れない社員を放置する企業に未来はないし、そんな企業はこれからの世の中に通用しないのである。
JALもANAも、さっさと廃業届を出すべきである。このような状況を放置していた社長も刑務所にぶち込むべきだ。これがどれほど大きなことであるかわかっていれば、社長が土下座してテレビを通して世界中の人に謝罪すべき案件だろう。
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