2018年11月18日(日) |
北方領土は全千島返還を要求せよ! |
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安倍晋三首相がプーチンと交渉してロシアとの間に平和条約を締結し、北方領土の交渉を事実上終わらせようとしてるが、プーチンは領土の返還はなしにしたいという態度がミエミエである。
さて、そこで日本はどんな手段で交渉すればいいかと言うことだが、オレはここで国際法違反のシベリア抑留の賠償を請求すればどうかと思うのである。抑留された人は60万人、そのうち15万人が亡くなったと言われるシベリア抑留に対して賠償を請求し、ロシアが金銭でその賠償に応じない場合、領土で代替してもらえという形で決着すればどうかということである。日本は韓国に対しては当時の韓国の国家予算の3倍くらいの金額の補償を行った。ロシアもシベリア抑留に関して正当な賠償をすべきである。
ロシア側の主張は、北方領土の4島は戦争によって獲得した領土ということだが、千島列島において日露間に戦争が行われたのは占守島での攻防のみである。だから戦争による領土獲得というのならその1島のみである。それ以外の島は、言わば火事場泥棒的にソ連軍が勝手に進駐してきたのである。
日本は世界中にシベリア抑留の悲劇や、その非人道性について宣伝すべきである。そして第二次大戦の中で起きた3大戦争犯罪として、「ユダヤ人虐殺」「原爆投下」「シベリア抑留」をアピールすべきなのである。どうしてそれができないのか。
満州にやってきたロシア兵は略奪や暴行の限りを尽くした。そのために多くの日本人女性が犠牲となった。それも同様に世界に宣伝すべきである。その上で、「日本はその賠償を要求する正当な権利がある」となぜ主張しないのかということだ。
オレはその賠償として千島列島の全島、並びに樺太全島をロシアは日本に引き渡すくらいのことをすべきだと思っている。8月23日に樺太からの引き揚げ船がロシアの潜水艦によって撃沈された悲劇もまた正当に抗議すべきことである。「おまえらの国はそんな卑怯な連中の後始末をする義務があるんだ!」と堂々と主張すべきである。
ロシアは数千人のポーランド軍捕虜を虐殺した「カチンの森事件」に関しては責任を認めて謝罪したが、多くの犠牲者を出したシベリア抑留に関してロシアからの公式の謝罪はない。その戦争犯罪に関してまずプーチンの意志を問いただすことからすべきではないのか。どうして日本の政治家は弱腰なのか。オレはそれが残念でならないのである。
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