2018年10月30日(火) |
外国人労働者に正当な待遇を! |
携帯用URL
| |
|
政府は少子高齢化による労働力不足を解消するために外国人の労働力に頼ろうとして入管難民法を改正しようとしている。ただ、その改正案の中味は本当に日本企業に都合よく作られていて、どう考えても日本で働く外国人の生活を守ろうとしているように思えないのである。これは巧妙に偽装された新たな奴隷制度のようにしかオレには思えないのである。
今の政府は大企業や財界の言いなりだ。企業にとって必要なのは安くて使い捨て可能な労働力である。これはアメリカが開拓時代に黒人奴隷をアフリカから大量に連れてきたことと同じ動機である。日本企業も全く同じことをしようとしているのだ。どうして国内の労働力に目を向けないのか。ワーキングプアの状態で苦しむ人たちに良い待遇を提示して引き抜いたらいいじゃないか。そういう競争をすれば、社員に満足な待遇を保証できないブラック企業はつぶれるしかないのである。そうしてまっとうな企業だけが生き残ることが社会をよりよく変えていくのだ。人手不足なのに給料は増やしたくないから過重労働を強いるというアホな会社は早くつぶれてしまえばいいのである。
CANONのあの便所野郎のように志の低いクソ財界人が求めてるのは、今よりも低賃金で我慢強く働いてくれる労働力、つまり「奴隷」なのである。かつての高度成長の頃にいたような会社を一つの家族のようにとらえ、従業員を大切にする心優しい経営者などというのはもはや過去の夢物語となってしまった。今はそんな感覚の経営者は時代遅れの遺物とされてしまうのである。四半期ごとの業績をUPさせられない経営者はすぐに切られてしまうのだ。
移民を認めるなら、彼らが日本でそのままずっと暮らしていけるように考えるべきじゃないのか。どうして「労働力」とだけ考えてるのか。移民労働力を彼らの家族も含めて丸ごと受け入れるという覚悟は日本政府にはない。いかに「都合よく使い捨てるか」しか考えていないのである。
外国人が日本にあこがれ、日本で働くことを望んで日本にやってきて、そこで手に入れた幸せな生活を家族と分かち合い日本でずっと生活することを選ぶ・・・その子どもたちも日本で教育を受けて大学進学をし、好きな職業に就くという形で日本を好きになってくれればいいとオレは思うのだ。決して彼らを使い捨ての労働力扱いせず、一緒に日本で暮らす仲間であると感じてほしいのである。それはすべての日本人に対してオレが感じる気持ちだ。日本で働く外国人を我々は日本というすばらしい国で共生するパートナーとして、未来の日本を一緒に築いていきたいのだ。
←1位を目指しています! m(_ _)m