2018年09月25日(火) |
若者よ、その生き血を誰に捧げるんだ? |
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AKB48のチーム8に所属する永野芹佳が献血ガールとして活動中である。献血すると彼女の写真入りの特性クリアファイルがもらえるのである。CDに握手券や投票券を付けて販売するという新たなビジネスモデルの構築に成功したAKB48の、新事業の展開をオレは好ましく思っている。
CD販売というのはしょせん金儲けだが、献血は違う。これはまぎれもない社会貢献である。誰かのために貴重な血液を捧げるというのは誰にでもできることではない。若者の血や汗には尊い価値がある。それはゼニでは換算できないものである。ボランティアというのはこのような行動のことを言うのだ。
最近献血する人が減っているらしい。これは若者の人口が減ってることとも関係している。やはり80歳の老人の血よりも、20歳のピチピチした血液の方がきっともらう方も嬉しいだろう。
「血税」という言葉がある。これは税金の重みを表現するものであり、税とはそれこそ国民が自分たちの労働によって築いた財から搾取されるわけで、血液のように貴重なものであるという意味だ。ところが最近の政治家というのはその意味をわかってないカスばかりである。生活保護は10%削減なのに、国会議員の報酬は2割も上がるという。国会議員と生活保護受給者とを比べた場合、困窮してる人がどちらであるかは誰もがわかることである。今ここで国会議員の報酬を値上げする理由などなにもないんですけどどうしてそんなことをするんですかい与党のクソ議員さんたちとオレは文句を言いたいのである。
政治家は基本的に国民の命などなんとも思っていない。それは昔も今も変わらない。自衛隊を危険な海外の紛争地に派遣する防衛大臣はそれで隊員が殉職することになってもおそらく「想定外」の一言で片付けるだろう。戦前の軍部のバカどもが「一億玉砕」とかほざいていた頃から全く進歩していないのが「改憲」などと叫んでる自民党の連中である。
周辺国が数千発の核兵器を持ってるのに、たかだか2,3発の核兵器を所有したところでそんなもの屁のツッパリにもならないし、むしろ周辺国に攻撃の口実を与えるだけである。日本のすべきことはすべての核保有国に対してその愚かさを説くことだけである。
若者にじゃんじゃん献血させる世の中はすばらしいが、若者の血を戦場で流させる国家は最低だ。じゃんじゃん武器を売るために海外で代理戦争をさせている欧米の軍産複合体のためにどれほど多くの無辜の民が犠牲になっていることか。
若者の生き血はどうか誰かを幸せにするために捧げられるものであってほしい。オレはかつて大きな病気をして何度か輸血で救われたことがある。だからこそ献血してくれる人たちには深く感謝するのである。その血がを誰かの命を救うために捧げられるのはすばらしい社会である。決して誰かを殺すためにお互いが血を流すようなひどい未来を作りたいとは思わないで欲しいのである。
我々が人間らしく生きる権利は決して自然に与えられたものではない。我々の先人が血を流して権力者たちと戦って築き上げてきたものである。そして決して手放してはならないものだ。その血は政治家に命令されたから捧げるものではないのである。血を流すことを若者に強いるような政治家はカスである。日本を普通に戦争が出来る国にしようと思ってるあの安倍晋三というアホが「改憲」などとほざいてることをどうかぶっつぶせる理性を若者は持ってもらいたいのである。
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