2018年08月27日(月) |
風車が風に負けてどうするんだ馬鹿? |
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台風20号で淡路島に設置されていた風車が倒壊した。設計上は風速60mに耐えられるという触れ込みだったのだが、実際は26mほどの風で倒壊している。どうやら設計にずさんな部分があったのである。もしかしたら設置業者が詐欺まがいのレベルで手抜き工事で建ててるのかもしれない。しかし、風車がそもそも風に負けてどうするのかとオレは思うのである。
風車は普通、風が速すぎると角度を変えて風を逃がす機能がついている。そこもオレは解せないのである。風速100mくらいまで耐えられるハイテク風車にして、強風時はものすごい回転数で一気に発電できるなんてことにできれば、台風発電で一気に蓄電できそうなものである。日本中にそうしたハイテク風車を建てれば、台風が来るたびに大量にできエネルギーを蓄えられるじゃないか。そもそもあんな風に弱い形状の風車を建てていることが間違ってるのである。ダイソンが扇風機の形に革命を起こしたように、風車だってもっと機能的な別の形が可能なはずである。
巨大なプロペラが風に弱いのならば、小さいプロペラの数を増やすという方法では対応できないのか。鳥の飛び込みによる損傷を防ぐなら、羽のない形にはできないのか。旧態依然とした形の風車を見ると、何か工夫が足りないような気がするのだ。
自然エネルギーをどうやって利用するかというのは人類にとって至上命題である。しかし日本はそうした努力が立ち遅れている。そして風力発電に至っては多くの地方自治体が怪しい風車屋に騙されて、すぐに故障する欠陥品を税金で買わされてるというのが実情である。なんでこんなことを国は放置してるのか。そんな怠慢な部分もオレは許せないのである。役人はまじめに仕事する気があるのか。
風力発電以外にも海流発電とか、地熱発電とかこれから研究可能な分野はまだ残っている。高層マンションなんかの屋上に風力発電装置を設置していて、その売電収入をそのまま管理費に充てるので管理費が安くて済むなんてマンションはないのだろうか。敷地内を流れる水路に水車を設置していて、その発電で夜の街路灯などが照らせるような工夫ならばきっとすでにやってるところがあるだろう。
台風発電、研究してもらいたいものである。いっそのこと、台風から直接エネルギーを取り出せないものか。風力エネルギーを奪われて骨抜きにされ、雨を降らす能力だけになった台風を水不足の地域に誘導して雨を降らせるなんてことができれば災害は減らせるし、恵みの雨も降らせる。どうせならそんな夢みたいなことにゼニを使ってほしいし、そういう荒唐無稽なことを考える気象学者が居たっていいじゃないかと思うのである。
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