2018年08月26日(日) |
酔っぱらってる代行運転手なんてありか? |
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クルマで出かけたのに、飲酒して帰れなくなったから代行運転を頼むのである。しかし、福岡県ではなんとその代行運転手が基準値の8倍も飲酒していたという事件が起きている。飲酒運転の事故が多いことで有名な福岡県だが、まさか代行運転手まで飲んでるとはオレも全く想像できなかったのである。何のための代行運転だろうか。警察官が制服で痴漢しているとか、パトカーがオービスで撮影されてしまうレベルのありえない事態である。
事件の記事を引用しよう。
代行運転手なのに飲酒運転容疑 事故を起こして発覚
2018/08/25 09:45
福岡県警は24日、同県筑紫野市紫2丁目の代行運転手、舞山俊幸容疑者(53)を道路交通法違反(酒気帯び運転)の容疑で現行犯逮捕した。酒を飲んだ客に代わって客の車を運転する代行運転の業務中に自損事故を起こし、発覚した。
春日署によると、舞山容疑者は24日午後9時40分ごろ、福岡県春日市惣利6丁目で、酒気を帯びた状態で客の軽自動車を運転した疑いがある。
客2人を後部座席に乗せて運転中に住宅の壁に車体をこする事故を起こし、駆けつけた警察官が酒の臭いに気付いた。検査したところ、基準の約8倍の1・22ミリグラムのアルコールが検出されたという。けが人はいなかった。
昼間に自宅で焼酎と酎ハイを2杯ずつ飲んだといい、容疑を認めているという。署は代行業者にも事情を聴き、安全管理に問題がなかったか調べるという。
この代行運転の業者名は記事の中では公表されていないが、営業停止などの処分はきちっと科せられてるのだろうか。代行運転というのは二人一組で業務をこなすはずだから、パートナーの人はきっとその飲酒に気づいていたはずである。どうして何も言わなかったのか。あるいはこれまでもそのたぶんアル中の男は飲んで業務にあたっていたのかということである。
アル中は治療の必要な病気である。飲酒運転を起こす人の中にはかなりの割合でアル中が混じってるとオレは思っている。そして彼らは酔ってる状態が普通なので、いつもそれで運転していて、見つかるのはアンラッキーなのである。飲酒運転常習者が飲酒運転で捕まるのは、オレのような善良なドライバーがついうっかり速度違反で捕まってしまうのと同じレベルの状況なのかも知れない。
長距離の代行運転手というのが職業的に認められるなら、たとえば家族旅行してクルマで北海道や九州に出かけて、そこから自宅への数百キロをえんえんと運転してくれるという代行運転というのは雇えないのだろうか。自動運転が実用化されればそんなもの必要なくなるのだが、いつも運転することが普通になってるオレは、寝てる間にクルマを移動してくれるサービスがあればいいなあと思うのである。ただ、かなり高額になりそうな運転手の人件費を考えるとそれはとんでもない高価なものにつきそうで、だったら飛行機で移動して現地でレンタカーを借りるほうが安上がりだろう。
オレは運転が好きだし得意なので、大阪から秋田まで運転してほしいとか、九州まで行ってほしいという依頼があってしかるべき報酬がいただけるなら喜んでそういう代行業を引き受けたいのである。時間のある時に二種免許を取得しておくのもいいかも知れない。
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