2018年08月21日(火) |
認知症老人の免許剥奪について |
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8月18日の深夜、山形県上山市の国道13号線で軽自動車の逆走が発生し、逆走車に乗っていた運転者の84歳男性と、助手席の82歳女性が死亡し、衝突された車の家族3人も重軽傷を負った。ちなみに国道13号線は現場では片側2車線で中央分離帯のある道路になっている。
この逆走運転者の84歳の男性だが、なんと前日の8月17日昼頃に、仙台にある長男の家を出て、福島県相馬市にある自宅に帰ろうとしていたのである。仙台から相馬市に行くなら南の方角である。なんでそのクルマが全然方向の違う山形県上山市を走っていたのだろうか。一日半の間、道に迷って彷徨していたのだ。言葉は悪いがこの夫婦は「クルマに乗った徘徊老人」だったわけである。おそらく認知症の症状が出ていて、今自分がいる場所もわからないし、地理もよく把握できていなかったのだろう。
交通事故の原因としては、ルールを守らない乱暴な運転や運転技術の未熟さ以外に、地理を知らないということがある。次の交差点で右に曲がるのか曲がらないのかわからないし、そもそも自分が正しい道を走ってるのかもわからない。そうして交差点直前に方向を変えたりするので事故につながる。
昔はカーナビなどなかったので道路を覚えることは運転者にとっては必須のことだった。オレの頭の中には詳細な地図が収納されている。長いことオレがカーナビを付けなかったのはオレ自身が「人間カーナビ」であることを自負していたからだ。
それが今はナビ搭載車が当たり前となり、地理を知らなくてもどこにでもいけるようになった。免許取り立てでろくに地理を知らないはずのオレの息子が家のクルマに乗って姿を消して、家族みんなで大騒ぎしていたら友達とりんくうタウンのアウトレットに出かけていたということがあったが、もちろんカーナビで行き先を「りんくうアウトレット」と入れたらあとは指示に従うだけだったのだろう。これからの若者はおそらく「ナビがなかったらクルマでどこにも行けない」というのが普通になってきそうである。
神奈川県で認知症の老人が軽トラックで徘徊し、登校中の子供の列に突っ込んで男児が死亡するという痛ましい事故があった。そのときにも「認知症の運転者をどうするか」ということが話題になったと思う。今回の山形県の逆走事故は同じような重大事ではないのか? どうしてそんな危険な老人に運転をさせたのか。逆走したご夫婦の長男は「道に迷って帰れない」という電話を受けたという。どうしてその時点で警察に通報して緊急配備してもらってそのクルマを発見して停止させなかったのかとオレは思うのである。
お盆休みにオレは河内松原駅の駅ビルにある商業施設に行った。駅ビルに郵便局と銀行が入ってるのでATMを利用することが目的だった。その駐車場でオレが遭遇したのは、たかが駐車でえんえんと切り返してやりなおし、いつまでたってもクルマをちゃんと止められない何人かのへたくそ老人だった。おかげで駐車場の中は大混乱していたのである。
確かにその駅ビルの駐車場は通路も狭いし、一台当たりのスペースも余裕がない。以前にオレはそこで他のクルマにぶつけてそのまま逃げようとするBBAドライバーを発見して、そのクルマを制止して警察に通報したことがある。最近はこういう手合いの迷惑な老人が多いのである。その駐車場や、近所のイズミヤにクルマを止めるときにオレが注意することは、他のクルマにぶつけられない安全な場所に駐車するという工夫である。やむをえず危険な場所に置くときは必ず左右のクルマのナンバーを記録することにしている。もしも当て逃げされたときに犯人を突き止めるためである。駐車時に左右のクルマを選ぶということも大事だ。特に傷だらけのプリウスには認知症老人が乗ってる可能性が高いので絶対に避けるべきである。
警察は街を走る傷だらけのプリウスを発見したら必ず停止させ、運転者が認知症老人とわかれば即座に逮捕して車両を没収すべきである。それは明らかに「殺人未遂罪」に該当するからだ。
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