2018年06月24日(日) |
日本の企業経営者はどれだけクズなのか? |
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どうして少子高齢化になったのか。どうして日本はダメな国になったのか。どうして子どもへの虐待が起きるのか。すべて若者が貧しくなったせいだとオレは思っている、ではどうして若者が貧しくなったのか。それは企業経営者と政治家の質がクソみたいに低下したからである。企業経営者は人を育てるとか社員を幸せにするとかいう志を捨てて金儲けしか考えなくなったし、いかに人件費を削減するかだけを努力した。会社の業務をどんどん細分化して、アウトソーシングした。子会社や派遣社員にやらせることを増やして本体をスリム化した。その結果、数字の上での業績は向上したように見えたが、そもそも人件費を削ることで会社の利益を増やそうとしたことが間違ってるのである。
典型的な日本型の会社組織というのは、会社を一つの家族のようにとらえていて、従業員の福利厚生ということを社長は大切にしていた。会社の中で運動会が行われたり、出産お祝い金を直接社長が社員に手渡したりした。そうして一人一人を大切にしてきたからこそ、会社への帰属意識も育っていったのではないか。今はそんな会社はもはや絶滅種である。
人件費を削るために会社はどんどん人員を減らした。「すき家」の深夜ワンオペが問題になったが、無人店舗にはさすがにできないので一人で回していたのである。多くの若者に給料をやりたいからと余分にバイトを雇えば、人件費カットできない無能な店長という烙印を押されてしまう。そうしてコンビニやファミレスのバイトの人員は究極のレベルまで削減されてしまったのである。
人件費を削るために社員を減らしすぎたら、今度は仕事が回らなくなった。それで一人一人に残業させることでそれを補おうとしたら今度は過労死が発生した。また残業代も増えた。過労死については一人50万の罰金を払えばOKということが電通過労死事件で前例となった。もっと重い罰を与えないといけなかったのに、裁判官は腰が引けていた。天下の電通が怖かったのである。
その残業代すらも払いたくないということで今、企業はせっせと政治献金をして政治家に働きかけて、「裁量労働制」という名の残業代ゼロ法案を通そうとしてるのである。もう十分わかるだろう。そんなことをしたら未来の日本がダメになるということを考えることもできずに、ただ目の前にある利益だけを追求しているのだ。なんと情けない連中だろうか。そんなことに気が付いてない経団連はオレに言わせればくそ野郎の集まりである。その中にそうした流れに逆らおうとする気骨のある経営者など一人もいない。みんなあのカメラ屋の便所野郎と同じく屑ばかりだ。おまえのことだぞ御手洗!てめえのところの工場で偽装請負を延々とやらせながら、指摘を受けると「ルールが間違ってる」とほざいたのはおまえだろう。労働者を奴隷としか思ってない屑野郎だ。
銀行の窓口に並んでるのは銀行本体の人間ではない。窓口業務が子会社に移管されているのである。いずれそれもなくなって無人店舗に置き換わるのだろう。そうしてどんどん労働者の平均賃金は下がっていく。
学校で教えてる先生方も「教諭」という安定した身分を得ている人はどんどん減ってきている。定年までの雇用が保証されない「講師」という身分の方ばかりになってきているのである。どうしてそんなことになってしまったのか。「コストダウン」という美名のもとに人件費がカットされたから「教諭」を増やせなくなったのである。
もうオレはこの国に期待していない。この国の政治家にも企業にも期待していない。期待しても裏切られるばかりだ。10年後、20年後の日本はどれだけ悪くなってるのだろうかと暗澹たる気持ちになるのである。
何が道徳教育だ。政治家や官僚が堂々と国会でウソをついているのに、道徳教育を国民に押し付けるのか。まず道徳を身につけないといけないのはおまえらだろう。そこまでうそをつきき続けて恥ずかしくないのか。
企業のトップは声を上げろ。どうして「平気でうそをつく政治家は取り替えないとだめですね」と言わないのか。その理由は明らかだ。うそつきのほうがおまえら企業トップにとっても都合がいいからなんだ。
クソばかりの企業経営者と、そのクソに群がるハエみたいな政治家とがこのまま日本をダメにしていこうとしてることにどうして国民は声を上げないのか。日本をハエがたかり放題のウンコにしてしまっていいのか。オレは絶対にウンコにはなりたくないのである。最後まで抵抗して死ぬつもりである。
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